世間では、「育休を取ります」と宣言した男性の国会議員が、奥さんの出産時に不倫と言いますか、浮気をし、しかも自宅に相手の女性を連れ込んでいたことについて、大変な騒動になっていますね。
彼を見ていると、あまりにも子供なのでがっかりしてしまいます。
まあ、ああいう馬鹿な人は放っておいて、今日は私の好きだったシャンソン歌手の渡辺歌子さんの「じっとこうして」を聞きましょう!
「じっとこうして」
この歌はフランスを代表する男性歌手、シャルル・アズナブールの名曲「Reste」の日本語版。
ちょっと洒落た通の方であれば、アズナブールはご存知なのでは?
よく、日本でもお店の名前になったりする「ラ・ボエーム」は彼の代表作です。
アズナブールの「Reste」は、それは色っぽい!
いやらしいのではなく、色っぽい曲です。
多くの方がカバーしていますが、さすがに私は歌えなかったなあ。
当時はまだ若すぎて。
今回は、私も初めて聴くのではないかと思う渡辺歌子さんの「Reste」です。
渡辺歌子さんの歌は、表現の繊細さが素晴らしく、大好きでした。
私もシャンソン歌手だった20代の頃は、歌子さんとライブハウスでご一緒に歌わせていただいていました。
私の20代、30代のときの、憧れの女性の一人が渡辺歌子さん。
私よりも大人ですので、今ではまあまあのお年になられていらっしゃると思いますが、
今でも、その歌う姿は女らしく、本当に美しいと思います。
彼女の歌は知的で、情熱に溢れ、繊細で、表現豊か。
あんな歌手になりたい! と若い頃は心から思っていたものです。
今でも、時々、「あああ〜、歌いたい!」と体が疼くものがあります。
昔封じ込めた音楽への情熱でしょうか。
今は歌手ではなく、講師業、コンサルタント業をしていますが、
やっている仕事に、さほど違いはないと思います。
本質は同じかもしれないと思っています。
どんな世界でも、自分のクリエイティブ性を最大限に磨き、
それを精一杯表現すると、多くの人の共感を呼びます。
テキトウに歌っている歌手は見抜かれ、
一時はチヤホヤされても、人気は長く続きませんでした。
私は今ではプロの研修ファシリテーターになりました。
渡辺歌子さんのように、いつまでも美しく(顔や姿がとかではなく)、
精一杯、自分の道を極め、最高の瞬間を提供していきたいと思います。
こんな歌、久しぶりに聞きました。
愛を忘れちゃいけませんよ〜。(笑)