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2004年5月30日日曜日

ハードな一週間終了

今週は、ひさびさに非常にハードな一週間でした。
日本経営品質賞の審査員研修と某診断士受験期間の講師養成コースの模擬講義課題が重なって、しんどかった~。

体力が大切だとホント思います。

ですが、勉強になった一週間でもありました。

今週の「学び」

1.「傾聴 = アクティブリスニング」について、少し理解が深まった。ただ聞けばいいのじゃなくて、ちゃんと相手の言っていることを理解しようという気持ちが必要。
なかなかできていない。

2.「一生懸命やること = 真摯さ」の重要性を再認識した。新人のうちは、何をやっても自分の思っているほどにはできていないことが多い。こうした場合、とにかく一生懸命やる。このことで相手に理解してもらう。
謙虚な気持ちが、やはり一番大切だと思う。
小手先のテクニックなどでは、誤魔化せないものがあると思う。


毎日毎日が本当に勉強の連続です。
時間的、体力的に辛いなあ…と時には思います。一方、この世界に足を踏み入れる楽しさ、充実感もあります。

とにかく、明日もがんばります!!

2004年5月27日木曜日

結果じゃない、過程が大切、過程を生みだす見えない力が大切

今日は日本経営品質賞の審査員二次選考の研修に行ってました。三日間のプログラムの一日目です。

岡本正耿先生という、日本経営品質賞のエキスパートの先生が研修を担当してくださいました。

参加して良かった!

日本経営品質賞はやはり素晴らしいと思います。

知らない方に説明するのは、とても難しいのですが、
経営に対する基本的な考え方をまとめたもので、
「考える経営」を評価しようという賞です。

賞を取ることを推奨しているのではありません。
アセスメント基準書という、自社の経営を推し量る「ものさし」を提供しています。
これを利用して社内アセッサーが自社をセルフアセスメントすることを通して、経営革新を促そうとするものです。

岡本先生のお話も初めて聞いたんですが、とても奥の深い内容で本当に目の覚める思いでした。

中でも、「コンテンツを評価するのではなく、プロセスを評価する」の意味は本当に奥深いものと理解しました。

経営革新、経営改善に取り組まれる会社はたくさんあると思います。
ですが、ついつい手法から入ってしまいがち。
「××をやっています」は落とし穴……これは優れた経営であるかどうかの評価の対称にはならないそうです。

たとえば、
「早朝勉強会をしています」
「クレドカードの読み合わせを行っています」
「あいさつ運動しています」

これらのことはすべて「コンテンツ」と呼ぶのだそうです。
コンテンツには意味はないのです。

それに対して、プロセスというのは、コンテンツを導入するにいたった過程を指しています。

たとえば、

「社内で問題意識を抱えるメンバーが集まり討議をするうちに、価値観共有がどうしても必要だと考えるにいたった。……その手法を探るうちに、早朝勉強会で社内で使う用語についての統一を図ろうという試みが生まれた。」

「みんながどうして挨拶をしないのか、社内のメンバー数人が継続して話しあっていた。そのうちに話しあいに参加した数人が積極的に気持ちよく挨拶するよう努力し始めた。それがムードメーカーになって、同じセクションのメンバーも小さい声ながらも挨拶をするようになってきた。」

つまり、他社などで成功した「結果」としての「仕組み」を、ただ自社に持ってきても意味がないということです。

それよりも、これらの仕組みを導入しようと思うにいたった社内における対話や、対話のできる風土、これらを評価すべきだと考えるのです。

難しいですよね~。

だって、要するに大切なものというのは見えないものなわけです。

でも、まさしく、これが「学習する組織」。
私の今年のテーマです。
やっぱり、「学習する組織」のテーマは間違っていない。必ず掘り下げて理解する必要のあるテーマだ、と確信でき、とても嬉しい気持ちになれました。

2004年5月26日水曜日

やったー!また一歩前進できるよ~!

こんばんは~。
今日は、Good&Newがありましたよ~。

2月から探していました新人さんが、やっと決まったのです。
私が7月に退職して、その後外部からのサポートに回るので、社内のスタッフが一人必要ということで募集をしておりました。

今日面接に来た方、良い方でした。
今の御時世に、30代女性で4人子供を抱えて働いてらっしゃる。
これだけでもパワーを感じますよね。

私は2人でギブアップしてしまったけどね。
本当はもう1人くらい欲しいよなあ……って思います。

少子高齢化の時代ですからね~。
子供を沢山育ててる家庭は、国の宝ですよ。ホント。

6月末には入社してくださる予定となりました。
フレッシュな方が入ると組織にも新しい風が吹き込まれます。とても楽しみです。

プロモーションを担当する現在のセクションも、外部スタッフとしての私を含めて4人のチームになります。退職後もマネジメントを行う予定なのですが、4人の新チームになれば、ますます勉強になりそうです。

まずは前進!あり……。

2004年5月23日日曜日

パソコンが2台、同時に不調に陥るって……ストレス?

我が家では2台のパソコンを無線LANでつないで、ネット接続もしています。

ところが、20日の夜に突然、1台のパソコンでメール受信ができなくなった。

もう1台で受信できるかと思って、試したらやっぱりできない。

Aパソコンにはaとbという2つのアカウントが登録されていて、
Bパソコンにはこの2つのほかにもう1つc、合計3つのアカウントが登録されている。

aとbはどちらのパソコンでも受信不能。
cは、なぜか受信できる。

おっかしいなあ……????

プロバイダー不調だったら、1つのアカウントが受信できないっていうなら分かるけど、なんで2つのアカウントが受信できないの?

メーラー不調、パソコン不調なら、1つのパソコンだけダメっていうなら分かるけど、なんで2台なの?

ルーター不調ならすべてのアカウントで受信できないなら分かるけど、なんで1つだけ受信できるの????

結果ですね。
Aパソコンはメーラー不調。→メーラー入れ替えで解決。
Bパソコンはメーラー不調。→アカウント再入力のみで解決。

どうして、2台同時にメーラー不調が起きたんだろう……?
神田先生が、パソコンもストレスでダウンするっておっしゃってましたけど、「またあ……うそ~」と思ってました。

でも、実際にこうなると、
やっぱ、パソコンもストレスで倒れるんでしょうか……。

日本経営品質賞の審査員1次試験の合格発表が21日のメールで届くってことだったので、結果が分からず困っていましたが、やっと受信できた。

やった!どうにか2次選考に進めます。

2次選考は研修のようなもの。
来週の木、金、土の3日間、シゴカレてきます。

これを突破できれば、晴れて日本経営品質賞の審査に参加できます!

ベストプラクティスも含む、さまざまな企業の実情を見ることができるんですよ~。

これは、またとない勉強のチャンスです。
今後、自分がコンサルティングの仕事をしていくにあたっても、大変な財産となる経験を積むことができます。

仕事は相当ハードだそうですけど
楽しみです!!

2004年5月22日土曜日

驚愕の人事評価制度

金曜日に、とあるコンサルファームの行っている人事評価アセスメントの説明会に行ってきました。

参加者はほとんどが大企業の人事部の人。

私は外部講師候補として、聞いてきました。

人事制度……人事ポリシーというのは、いろいろあります。たとえば……

1) そんなもん何もない……社長の独断と偏見のみ……という非常に原始的な状態。

2) 年功主義……アホな年寄りが役職をしてると頭にくるよね。でも、まだ日本では根強い。しかし、社員の高齢化が進むにつれ、会社は人件費負担に苦しむこととなる。

3) 能力主義……現在もかなり多くの会社で導入されている職能資格制度に代表される……ほとんど年功主義と同じ運用をされている。どうすりゃ職能等級が上がるのよ、と若手社員が不満に思う一方、一度等級が上がると下がらないから、年寄りはアホでも給料が高いことになる。

4) 実力・成果主義……近年導入する会社が増えつつある。現代においては最も妥当な人事ポリシーと考えられる。成果だけで図るとまぐれ当たりもあるから実力を重視。実力は上がったり下がったりするから、たとえ今年部長になったからって、来年降格もあり得る。で、この実力を図る方法が難しいと思うでしょ?そこです!そこ!

実力を図るツールとして、コンピテンシーというものがあります。
コンピテンシーとは、優れた業績を達成できる人の行動特性や思考方法などをまとめたものと考えてください。

コンピテンシーを作るのは、かなり大変だろうけど、これを明らかにしておくと、各人の評価をかなり適格に行なえます。

今回のファームの方法では、評価はそれなりの能力のある外部のアセッサーが研修を通して行います。これをアセスメントと言います。

とある有名企業の人事部の方が、導入事例をお話くださいましたが、驚愕の事実が……。

その企業のアセスメントの結果、
マネジメント能力が高いという結果が出たのは役職のない若手社員に多い。
逆に、役職についている年輩の社員の多くはマネジメント能力に欠けていた。

事実です。

どう考えますか?
今までの人事制度はガラガラ~ッと音を立てて崩れていってしまいますよね。

でも、聞けば聞くほど納得性が高い。
この制度の問題点は、非常に手間暇かかるせいか、費用もはんぱじゃない。

大企業にしか導入は難しそう。


どうにか中小企業にも簡易な方法ででも、導入できないものでしょうか。
そのへんを研究してみたい、と思いました。



2004年5月21日金曜日

POPサーバ ダウンか……

どうも、いつも使っているメルアドのPOPサーバ(メールを受信するサーバ)がダウンしている、または何かおかしい模様。
ほかのメルアドは生きているので、やはりサーバの問題か……。
夜中なので、プロバイダーとの連絡取れず……。

こういうとき、現代人はまじで困った状況に陥りますね。

私の場合、このメルアドで非常に重要な通知を常に受け取っています。

困った………。

寝るに寝れない気持ちです。

2004年5月20日木曜日

バタバタ貧乏から抜け出したいあなたにお届けしたい本……私が読むべき…か

こんばんは~。

今日は帰宅が遅く、こんな時間だ……。
まさしくバタ貧とはこのことね。

さて、皆様にお勧めの本です!

5月24日発売決定!!

「愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!
~[バタ・貧]社長が忙しいのに儲からない、本当の理由~」
総合法令出版刊 九鬼 政人著 定価1,575円(税込み) 
ISBN:4-89346-848-0

神田昌典さんのアソシエイト・コンサルタントで、ランチェスター経営株式会社 竹田陽一氏の弟子でもある九鬼政人さんの初めての本です。

九鬼さんは、ちょっと見は可愛いい坊やちゃん(ごめん)。
私は御会いするたびに、頭をなでなでしたくなってしまうような、愛嬌のある方です。
また、とても低姿勢で、社長さんには思えないけど、しっかり成功されている人材派遣関係の会社の社長さんでもあります。

愛らしい(?)容貌のその奥には燃えるようなパワーを秘めてらっしゃるんですね。私も知らなかったのですが、九鬼さんのメルマガによると、大病と闘いながら、経営をなさってらっしゃったそうです。病気でらっしゃったなんて全然、見えなかったよ~。

さて、御本人からの御紹介を……

バタバタ忙しいのに儲からない社長=[バタ・貧]社長に、
[バタ・貧]脱出のためのヒントを、愛をこめてちょこっと辛口に届けます!

▼この本を読んでわかることのほんの一部を紹介すると

・[バタ・貧]は生活習慣病だ!
・[バタ・貧]社長が[バタ・貧]を続ける本当の理由
・[時間]と[お金]の価値観の違いが[バタ・貧]を生む
・[バタ・貧]脱出戦略思考法
・社長の本当の仕事とは?

とのことです。

私はまさしくバタ貧状態なんで、どうにか九鬼社長に救って欲しいよ~。

みなさん、24、25日にアマゾンキャンペーンをやるそうです。この本、ご注目ください。


よろしく!!!

2004年5月19日水曜日

お花屋さんになりたい!

こんばんは。

お花屋さん、いいですよね。
花に囲まれた日々、私も送ってみたい。
でも、私はお花屋さんにはなりません。

うちの娘が花屋になるんだそうです。

5才の時に、保育園の卒園式で、将来××になりたいです!
というコメントをいうために、娘が思い付いたのが
お花屋さん。

それから3年…8才になった今でも
何故か、つよ~く、「お花屋さんになりたい」
を維持しつづけております。

娘が5才の時、おばあちゃんにこのことを話したところ
大反対されたらしい。
花屋なんて儲からないから、やめろ…とのことだそうです。
たぶん、おばあちゃんの頭の中には近所のわびしいお花屋さんの姿が……。

ですが、私はず~っと賛成。
お花屋さんといっても、いろいろな業態が考えられますよね。
ひょっとしたら、すっご~い花業界のトップ企業になっちゃうかも……なんて、夢は膨らむ。

で、娘にマーケティングを教えようと思い、いろいろなマーケのアイディアを1年生にでも分かるように話していました。
娘もその話が好きで、うきうきしながら、二人でいろいろなマーケティングプロモーションのアイディアを話し合っていたんですよ。

さて、娘は今日も言ってました。

「お花屋さんになりたい。」

ふと、自分のことを考えてしまった……。
8月には会社を作ります。
いろいろなことが頭に浮かびます。
独立の日が近付くにつれ、不安が頭をよぎります。

2月頃までは、いろ~んなビジネスアイディアが浮かんで
ホントに早くやってみた~い……ていう感じでした。
だんだん、現実が近付くとともに、うきうき感が薄れてきたかなあ……。

逆に一歩づつ近付いているという証拠なのかもしれないが……。

山を登り始めると、頂上は見えなくなるといいます。

頂上を見失わないように、再度、自分の心の中の
5才の私と、対話してみたいです。

「お花屋さんになりたい」

の気持ちをもう一度、確認します。

2004年5月17日月曜日

失敗を責めない

昨日のことです。

うちの8才の娘がピアノを習っています。
同じクラスの子達と一緒に、エレクトーンのアンサンブルでコンクールに出ることになった。
昨日はその予選だったのね。

私は仕事関係で見にいけず、旦那に行ってもらったんですが……。

どうも、アンサンブルの演奏の中で、一人の子がエレクトーンの設定をまちがえたようなんです。
エレクトーンというのは、ピアノとちがって、半分コンピュータだからね。演奏がどうというより、設定が大事だったりする悲しい楽器でもあるんですよね。

そのために、コンクール中とはいえ、先生が設定を直しに行かなくてはならない状況に陥りました。

結果、評価外となってしまったのです。

設定を間違えた子のお母さんは、その子をとても怒っていたそうです。
たぶん、一緒に演奏した子やその御両親に申し訳ないという気持ちがあったのでしょうね。

ただ、そのお母さん、実はやる気満々。
みんなに迷惑をかけたのだから、「反省せよ」と言った末、自己刷新に努めないならば、クラスをやめよ、とおっしゃったそうな。
そういいつつ、自分はついていかないが、そんなにピアノを続けたいなら一人で教室に行くように、と本日は娘を送りだしたそうな……。
実は、子供に音楽を学ばせたいという強いお気持ちをお持ちなんですね。

失敗は成功のもと。

特に子供のうちは経験が大切。

これって、仕事でも同じですよね。
新人の頃は必ず失敗するもの。
でも、それを頭ごなしに怒ってしまったら、新人は伸びなくなってしまうのでは……と思います。
失敗をしても、受け入れてあげられる企業風土っていうのかな……。とても大切ですよね。

失敗って一杯あるじゃないですか。

この失敗がトラウマにならないで、学びになるようにしてあげること。
それが親の仕事であり、また会社であれば管理者の仕事なのではと思うのです。

2004年5月16日日曜日

小手先の提案をしないこと

今日は、某診断士受験機関の講師養成コースに参加していました。

本日のテーマは診断士二次試験対策用の事例問題を作成すること。

診断士試験を知らない方に説明するとすれば、
簡易のコンサルティングレポートを作成させるためのケーススタディを作るということです。

参加者4名が各自作ってきた事例をお互いに見て、アドバイスをしあったり、一緒に考えたり……。

そんななか、担当の先生からこんなアドバイスがありました。

「小手先の事例問題を作らないように」

そして、小手先の事例問題の例を見せてくださいました。

どういう事例かというと、結局、経営の本質的な課題に触れていない。表面上の課題と解決策だけに終始しているものでした。

これって、事例作成の問題だけではないな、と思いました。

実際のコンサルティングをするにあたっても、小手先の戦術や知識だけでクライアントにあたるコンサルタントもいれば、経営の本質的な課題に取り組むことを提言するコンサルタントもいる。

要はコンサルタントの心のありかた。
仕事に対する理解の深さ、経営に対する哲学
こういったことがすべてに影響するんだなと思いました。

さらに、今日はある事例の解説も聞いてきたんですが、
またまた気づきが……。

経営改善策はできるだけ経営者の望む方向性で実施できるよう、提言する必要があると思いますが、それだけではやはり不十分。
経営者の経営のしかたが間違っていると思ったときには、すっぱり言わなくてはならない。

でも、たぶん大抵の経営者はコンサルに一回言われたくらいでは聞かないんでしょうね。

じゃ、どうする?

啓発活動というのが必要なんだろうなあ……と思います。
自然に納得させるようなセミナーとかワークショップの実施が、たぶん有効なのでしょう。

こう考えていくと、自分のミッションを果すために
やるべきことが、だんだん見えてきます。

2004年5月14日金曜日

会社中心主義にはどうしてもついていけない……。

7月20日で退職するって2月に言ったのに、
いまだに後任が決まりませ~ん。

人事よ、いいかげんにせ~。

でも、来週からリクナビにやっと出るらしいです。
企画職募集! って。

早く来てちょうだい、後任の方……。

さてさて、話変わって、
昨日から、会社で早朝勉強会っていうのが始まりました。

通常、9時出勤なんですが、
早朝勉強会のある日には8時に出勤するの。
で、社内講師による勉強会30分と社長の講話少々……。

建て前では、自主的な勉強会。
ですが、実は強制。

私は昨日はたまたま朝から出張だったので、
初日、参加せずとなりました。

ですが、内心では出張でホッとしてます。

どうも、ダメなんですよ。
こういう会社中心主義のやり方は……。

本当に社員の中から、生まれてきた自主的な自己啓発としての勉強会なら、全然問題ない。

これに出席するしないが、非常にあいまいな人事制度に跳ね返るとのこと。

おいおい、と思います。

従業員の家庭はどうなるんでしょう。
小さい子を預けている家庭では、親の出勤時間が1時間早くなるだけで、家族全体にどれだけ負担がかかるか、分かっているのでしょうか。

もちろん、給与は出ないわけですから、サービス残業みたいなもんです。
強制、評価に結び付けるっていうのは、会社中心主義もいいところ。

みんな、よくついていくな、と思います。

もともと、運用している人事制度があいまいなんですから、それに一層拍車をかけて、上司のウケとか、社長の好みとかで評価が決まる → 社員が納得できない → 覇気のない社員が一層増える、ってことになるんじゃないかという気がします。

みなさん、どう思います?
こういうことって……。

私はまったくついていけません。
退職するので、ついていかなくても済むのですが、
私だけがおかしいと思うのでしょうか……。

会社の中では、こんなことは誰も言いません。

反対!といったら、会社の中での立場が悪くなるわけですからね。みんな、言わないよね。

もちろん、朝勉強すること自体はいいことだから、自主的に勉強している人たちはそれで良い。

ですが、勉強というのは、強制しても上手く行かないのですよね。

したい人は勝手にしますから。

あ~、すっきりしない……。



2004年5月13日木曜日

経営品質協議会に出席

某県の経営品質協議会が本日あり、
ひさびさに参加して参りました。

最初は寺沢さんという社会経済生産性本部のコンサルの方の講演が40分。

その後、某県の企業の事例紹介が3つありました。

県内では優秀な成績をあげてらっしゃる企業の社長さんから、直接いろいろな話が聞けるとあって、私もはりきって聞いてきましたよ。

共通して感じたことは、やっぱ、社長が「経営品質活動」に夢中になって、本気で取り組んでいるってことかな。

まあ、宗教みたいなもんです。

信じてるか、信じてないか……。

こんなふうに言うと怪しい…?と思うかもしれないけど、
これからの時代は、経営者に経営に対する哲学が必要なんだと思うんです。

経営品質というのは、ある意味では、ひとつの経営哲学だと思っています。

で、私は経営品質の考え方はとても素晴らしいと思っているんですよ。

ちょっと分かりにくいのと、おじさん中心なのが、たまに傷だけどさ……。

根本にある考え方、経営品質の基本理念は以下の4つです。

・顧客本位
・独自能力
・社員重視
・社会との調和

この4つは経営品質の命みたいなもんだ。

3年間、経営品質を勉強してるから、この4つはもちろんソラで言えるけど、実はね、最近になって、なぜこの4つなのかがやっと少し分かってきた。

マーケティングの言葉で3Cっていうのがあります。

Customer 消費者
Competitor 競合
Company 企業

平たく言えば、経営する際この3つを考えろよってことなんです。

そうですよね。買ってくれる人、競争相手、自分の会社、これを知らなくちゃ、戦いにも行けない。

でね、

・顧客本位……Customer
・独自能力……Competitor
・社員重視……Company

だってことに気がついたんですよ。

そうか~、何も新しいこと言ってるんじゃないんだよね。
昔っから言われていることと、同じじゃないの。

じゃあ、もう一つの

・社会との調和

これは、どうなるの?

そこで考えました……。
現代社会の経営において、現れてきた新しい概念がこの4つめの「社会との調和」という概念なのだと思います。

この概念が生まれてきた背景はマーケティング・コンセプトの変遷の歴史を考えると、容易に理解できます。

  作れば売れる(生産志向)

    ↓

  良いものだから売れる(製品志向)

    ↓

  お客さんの望むものだから売れる(マーケティング志向)

    ↓

  社会全体にとって有益なものだから売れる(社会志向)


企業の利益、消費者の欲求、社会の利益、

この3つのバランスが大切である。

こういった考え方が現代においては、普通に考えられるようになってきたんですね。

だから、経営品質の理念は3つじゃ不十分なんですよね。

4つめが大切。

ってことかな……と、私なりに理解したわけです。

2004年5月11日火曜日

社長が話すとスタッフは黙る……これでいいのか……。

会社の中で、プロモーション部門のマネジメントをしています。

今年の目標として、

・コミュニケーションを良くすることでチームのパフォーマンスを上げる。

・ねぎらいのある職場づくりを目指す。

・社長との定期的なコミュニケーションを取ることで、会社の方向性を確認し、日々の仕事の判断能力を高める。


のようなものを掲げました。

つまりは……コミュニケーション……。

これでチームの力を最大化させる。
ってことかな……。

で、スタッフミーティングは週に1回やっているんですが、今日は今年始めて、スタッフと社長のミーティングを開催しました。

始めての試みとして、
Good&Newをミーティング開始時に行いました。

Good&Newは、私が会社で開催しているセミナーではしょっちゅうやっているのですが、社内では社内研修の時くらいしかやっていない。
会議の前になんてやるのは初めてです。

でも、今日のミーティングは「コミュニケーションを取る」ってことが目的だったから、敢えてやることにしました。

最初は「みんなついてきてくれるかなあ……」と思ったけど、クーシュボールで私がやり始めると、ほかのスタッフも結構ついてきてくれた。

続いて

「今日は、普段の仕事のことは、仕事の中で話せると思うので、そうではなく、普段言わないけど思っていることを話しましょう。社長からは会社の方向性などを話していただきたいです。」

ということで、進めていきました。

まあ、ポチポチとスタッフから話も出てきたのですが……。

ただ………社長………。

しかめっ面はやめましょうよ~!!

社長が眉間にシワをよせていると、社員は思ったことを言わなくなってしまうように思うんですよね。

それで、Good&Newとかやって、場をやわらげようとしているんですが………。

社長って、どうしても自分ひとりで話をどんどん進めるんですよね。たぶん、どこの社長でも同じなんでしょうね~。

社長が話しまくればまくるほど、スタッフは堅くなる。
つまんなそ~な顔になる。

う~ん。
困った……。

と思いつつ、
「○○さんは、何かある?」
というかんじで、ファシリテーションしようとしていたんですが……。

<本日のコミュニケーションミーティングの結果>

・Good&Newに初挑戦し、みんなが抵抗なく参加してくれたことは……成功!

・私のミーティング運営そのものに、もう少し工夫の余地あり………タスクの報告も入れるべきか………。

・社長がコミュニケーションの大切さ、チームの力を発揮することの大切さをもう少し理解してくれるといいのだが……。これって、どうやって話せばいいんだろう……。

2004年5月10日月曜日

文章を書くこと

こんばんは~。

欠かさず日記を書く……または文章を書くというのは、結構大変なものですね。
書こうと思ってもテーマを考えこんでしまったり、頭の中が整理できてなくて、支離滅裂になったり……。

昨日はね、日本経営品質賞の審査員試験に行ったんです。
(きのうの日記にも書いたけど)

行くなり
「あ~、また場違いのところにきてしまったのか……」
という気持ちに……。

だって、おじさんばっかなんだも~ん。

ですが、女性や若手の方も僅かながらいらっしゃいました。
よかった……。

まあ、それはそうと、試験の内容ですよね。

3時間めの問題が90分の論述でした。
しかも、ほんの4行程度で説明されたテーマについて、勝手に書けという内容の問題。

2,000字以内でということでしたが、とうてい2,000字書けませんでした。やっと1,400字で、どうにかこうにかまとめてきました。

普段、あるテーマについて自分の考えをまとめて書くという訓練をあまりしていないので、90分以内で考えをまとめて、文章の構成を作って書くというのは、結構ハードな作業でした。

ですが、こういう訓練はこれからますますやる必要があるよなあ……と実感。

情報収集する ~ 考える ~ 構成を作る ~ 書く

こんな感じでしょうか……。

この日記では、思いついたことをテキトウに書いているんであまり訓練にはなってないでしょうけど、それでも書かないより書いたほうがいいよね。

よし!

私も本を出すぞ!!

2004年5月9日日曜日

おすすめの本

数日間、楽天サボってました………。

昨日は、経営品質賞の審査員試験に行きました。
そんなこんなで、勉強で忙しくすごしており、
楽天してる場合じゃないだろう、状態。
受かったかな……。

さて、ここで皆さんにひとつ、おすすめの本を……

● 新著『1枚の絵手紙で10倍幸せに儲ける!』ゴマブックス、1,200円


著者は炭太郎おやじさんこと
山本隆雄さんです。

山本さんは神田昌典さんの顧客獲得実践会で第1回めのMVPに輝いたやり手の社長。
お客様との信頼関係づくりのノウハウにおいては、プロ中のプロです。

で、5月11日(火)にアマゾンキャンペーンをします。

この本を買ってください。

何故か、そのURLを書き込めないので、すみませんが書籍名で検索してください。

以下、炭太郎おやじさんから……

5月11日(火)にこの本を買ってアマゾンから届いた確認メールを info@1bcclub.com に転送してください。
お祭りに参加くださったあなたには、pdfファイルに変換した絵手紙1年分、12枚セットをプレゼントします。

とのことです。

きっと、あなたにも役立つことと思います。

2004年5月5日水曜日

事例問題作成中…… ++;)

某受験機関の講師養成コースを受講中です。

終了後には、晴れてお仕事をいただく予定……。
もちろん、講師としてです。

ですが、まじ、厳しい……。

そりゃそうですよね。
人に何か教えようっていうのに、はんぱなことじゃ、教えられませんよね。

この連休中に、二次試験対策向けの事例問題を作る予定なのですが、まだ、ぜ~んぜ~んできていません。

困ったよ~。

今日は、もう必死で作るしかない……。

サービス業の品質維持と経営理念の浸透、マネジメント層の教育、などのテーマで作ろうかなあと思っているんですが……。

とにかく、やります……。

2004年5月4日火曜日

社長、経営幹部に、絶対読んで!とお願いしたい本

こんにちは~。
連休も明日で終わりですね。

この一週間の休みで、いろいろとやる予定にしていたんだけど、なかなか達成できません。
あと、一日……。
時間もわずかとなりました………。

さて、今年の私のテーマ
「学習する組織」
について、この休み中は勉強しておりました。

なぜ、このテーマに取り組んでいるかについて、まず御説明します。

いろいろなコンサルタントがセミナーで戦略論を語っていることと思います。

環境分析…SWOT…から始まって、
ポーターの5FORCES(5つの競争要因)とか
コトラーの3つの競争戦略とか

ランチェスターの弱者の戦略とか


すべて、はっきり言って、古い戦略策定方法です。

しかし、古くてもいいんです。
新しい手法と合わせて取り入れられていれば……。

でもね、これからは、古い方法だけじゃ、うまくいかない。
なぜって、社会システムが非常に複雑化して、
一つ一つの会社に求められる価値も複雑化しているから。

社長が戦略をたて、社長が実践し、社長が結果をチェックする一人っきりの会社なら、古い戦略策定方法だけでもたぶん問題ありません。

でも、普通の会社はそうじゃないでしょ?

たとえば、社長のほかに奥さんがいたりするでしょ?

もう少し大きくなれば、社員さんがいたりするでしょ?

その時、社長の考えや思いをどうやって奥さんや社員さんに伝えるのでしょう?

また、奥さんや社員さんの能力をどうやって引き出すのでしょう?

仕事が複雑化すれば、社長一人の力ではどうにもならないはず……。

これを認識するところから、すべてスタートなんだと思います。

つまり、社長一人だけでなくて、社長の思いを一緒に感じてくれる社員さんが、素晴らしい能力を発揮してくれる組織づくりが大切。

チームの力学というのは普通の算数では
3+3=6
です。

しかし、実はチームの力学は
3×3=9

または
0×3=0

100×3=300

になります。

一人の会社でない以上、必ず、このチームの力学を最大化させる方法を考えなくてはならないわけです。

じゃあ、どうしたらいい?

そこに「学習する組織」の考え方があるんです。

この日記でも少しづつ書きたいけど、

もう、待てない!とおっしゃる方、

あらゆる社長、マネジャーにお勧めの本です。


「こうすれば組織は変えられる」ピーター・クライン



2004年5月1日土曜日

キャッシュフローゲームの初チャレンジ

こんばんは~。

本日、キャッシュフローゲームというのを初めて体験しましたよ。

キャッシュフローゲームが何かは、楽天の皆さんは御存知なのかな?

あの「金持ち父さん 貧乏父さん」のロバート・キヨサキさんが開発したFinacial Inteligenceを高めるためのゲームっていうことです。

本が売れた時には、アメリカから輸入したりする人がいたようですが、最近では日本語版が紀伊国屋とかでも積み上げられて売られていますよね。

で、やった感想……書いておきます。

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キャッシュフローゲームの効用
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参加者がPLとBSを良く分からないため、自分の財務状況をつかめないといった状況にある場合。

→キャッシュフローゲームを通して、PLとBSを生で楽しみながら学ぶことができます。ただ、インストラクターが参加して、補佐しないと、効果は薄いでしょう。

参加者がある程度の会計知識は持っているが、投資に対する哲学を持っていないため、ある収入レベルから抜けだせない場合。

→キャッシュフローゲームの真の意図はこれを解決することにあるのでしょう。もちろん、ゲームなので、運も左右しますが……。

何度かゲームをやって、コツを掴むと、感覚が「投資アタマ」になってきます。ひょっとすると現実世界にもその感覚を応用できるのでは、と思います。

ということで、まあ、ツールには多少使えるかなというものでした。