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2009年10月29日木曜日

コンサルティングとは何か

企業コンサルティングをするなかで、
コンサルに求められている事と、コンサルがしたいことが食い違うことがあると思う。

たとえば、自分が考えると、この会社はこうしたほうがいいよな~。

でも、経営者はそう思っていない。

この場合、どうする??

私は経営者の考えを生かすのが良いと思う。

経営者は馬鹿じゃない。新米コンサルなんかより、遥かに洞察力があるし、すごいと思う。
さまざまな状況を綜合的に考えているし、バイタリティだって、はんぱじゃない。

ただ、単に経営者に「はいはい」と言ってるだけでは能なしコンサルになってしまう。

すると、私たちコンサルタントの本当の役割はなんだろうか。

私は「対話」ができる相手である事ではないだろうかと思う。

「こうだから、こう考えて、こう思った」
これを互いに話せる相手というのは、とても役に立つ存在だ。
損得のことを言ってるんではなく、本当に大切な役割だと思う。

経営者は孤独であり、こういった話を社員とできないことが多い。
これまた、問題なんだけど。

しかし、本当に互いに思ったことを話すためには、信頼関係が必要だ。
正論を言ったり、批判をするのは簡単だが、
相手を動かすのは非常に難しい。
批評家は役に立たない。

相手の気持ちを動かすためには、まず、相手を受け入れる。
その上で相手に話を聞いてもらえる素地を作ってから、
相手に提案をする。

共感なくして提案は出来ないと思う。
共感せずに批判しても相手は受け入れない。

ここを勘違いしている人が多いように思います。

2009年10月24日土曜日

初めてのお茶室体験

今日はとあるお屋敷に招かれ、
初めてお茶室体験というのをしてまいりました。
小さい入口から体をかがめてそ~っと入り、
お茶の先生にいろいろと教わりながら、おいしいお菓子とお茶をいただきました。

でも…しびれがきれて、マジきつかったです…。
座り方が悪い、と先生に怒られました。

コンサルの仕事をしていくうえで、
日本文化などの教養をもっと身につける必要性を痛感しました。
若い頃は、「お茶なんて…」と馬鹿にして、
母の戒めも聞かずにいましたが、
いいかげんな年になると、その大切さが分かってきます。

毎日忙しく過ごしているので、教養を身につける暇もない、
というのが現実ですが、それじゃいけないですね。

読書・音楽・スポーツ・語学等に加え、
伝統文化に触れるというのは、
人間としての幅を広げるのにとても大切なことですね。
これからも積極的に体験していこうと思います。

今日、このような機会を与えてくださった方には
深く感謝いたしております。

2009年10月23日金曜日

子どもに学ぶ! コミュニケーションのコツ

ゆうべ、家族四人で居間でくつろいでいるときのこと。

9歳の息子が、突如、話し始めるが、誰も耳を傾けていない。

主人と中2の娘はテレビのナイターに夢中。
私は野球には興味がないが、なぜか、自分の世界に・・・。

誰も話を聞いていないと気付いた息子の反応。


「シ~ン・・・・・いやーん、誰か聞いて~ん(おネエ口調)」


思わず、反応してしまいました。

周りの人が話を聞いてくれないときの、リアクション法。
どこで覚えたんだろう・・・・。
いじけるでも、すねるでもなく、笑いに変えるこのセンス。
わが子ながら、見習いたいと思います。