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2004年9月26日日曜日

事業立ち上げ時にはタイムマネジメントが大事

週末も終わりですね。

とはいえ、独立してからは週末も平日もなくなってしまいました。

毎日が休みもなるし、毎日が仕事にもなる。

時間管理ができないと、ダメだなあと実感しております。
で、会社設立日の9月1日からず~っと、毎日何に何時間を使ったかを記録するようにしています。

私の場合には一日24時間をまず二つに分けます。
1) 有効時間
2) 非有効時間

有効時間は自分で評価できると考える時間で、非有効時間は自分で意味なくすごしてしまったと思う時間+休憩、睡眠、移動などの時間です。

有効時間を一日15時間程度にするのが目標ですが、なかなか難しく、12~13時間が精一杯になっています。

次に有効時間を4つに分けて記録します。
1) 自分の将来的な事業の成長のためにかけた時間
2) とりあえずの収入に結びついた時間
3) 自分の学習、勉強にかけた時間
4) 家事、家族との触れあいにかけた時間

これで、記録するとホント稼働率が低いことが良くわかります。
特に、自分の一番やらなくてはならない事業の成長のためにかける時間が圧倒的に不足しています。

また、有効時間が案外少ないことにも気づきます。
ぼけ~っとしていると、あっという間に時間がすぎます。

診断士試験合格直前もこのようなタイムマネジメントをしていました。その頃は、毎日会社で働きながら、月150時間の勉強時間を捻出していましたから、かなり頑張っていた方だと思います。

事業を立ち上げる、事業を波にのせる、事業の回復を図る

どれも同じような気がします。
要するに、やるべきことをやれるかどうか。

ってことは、タイムマネジメントが「物をいう」ということですね。

ぼけっとしてる場合じゃないです。
反省して、がんばります。

2004年9月24日金曜日

ファシリテーション

今日はひさしぶりに外部セミナーに行ってきました。

やはり、知識やスキルは常に磨かなきゃならない商売だと思うので、いろいろなところに積極的に出かけるようにしているのです。

今日のテーマは問題解決とファシリテーションの2本立てでした。

問題解決のほうは、今三くらいだったなあ……。
つまんなかった。

問題解決力…論理的思考力って、ある程度の技法の知識を持っていたらあとは訓練で身につけるものだと思いますが、企業内研修なんかでやって、役にたつのかなあ……。

ファシリテーションは以前から非常に興味のあるテーマでしたが、やはりこれからの企業運営には必須のスキルだと再確認しました。

ファシリテーションとは、組織が何かを達成するのを促進する役目のことを指します。
会議の進行役をファシリテーターと呼ぶことが多いようですが、別にこれに限りません。セミナーの進行役や、経営革新の案内役だったりします。

一人一人の人間の力を最大限に引き出してあげるのがコーチングだとしたら、ファシリテーションはチームの力を最大限に引き出す役割。

この根本には、チームの力は3+3=6ではなく、3×3=9のようになるはずだ、という考え方があります。

複雑化した社会では、チームの力を最大限に生かすことで、イノベーションを起こすことができる。足し算だけではイノベーションを起こすことは難しいのです。

ところが………。

なぜか、多くの企業では3+3=2だったりすることが頻繁に起きているんですね。

なぜでしょう?

この話は深いから、簡単には言えないでしょうが
ひとつには、マネジメント層のリーダーシップの問題がある。マネジメントがスタッフの力を生かしきれていない。そもそも、生かそうとも思っていない。

あとは、組織の構成員がそれぞれ自分勝手で、部分最適を追求しており、全体最適を目指そうという中立的な立場の人がいない。

こういったことが原因で企業というのは、その可能性をつぶしていたり、生産性を落としていると考えられます。

ファシリテーター……人と人をつなぐ仕事。すごく大切な仕事だと思います。

今日の講師は究極のファシリテーターは坂本竜馬だと言っていました。
自分のことは省みず、日本の国の未来を考えてひたすら調整役に回った人。

自分だけが頑張ればいいという考えでは必ず限界にぶちあたります。

やっぱ、これからは人間的なスキルが求められる時代なんだよな~、などと勝手に納得したのでした。

私も僭越ながら
「イノベーション・ファシリテーター」といいうセルフイメージを持って、名のっているのです。

2004年9月16日木曜日

家族あっての仕事

おとといから、母の体調が悪くなり
ちょっと気を揉んでいました。

いつもは子供二人が保育園、学校が終わった後、
私が仕事を終えて迎えに行くまで母の家ですごしています。

前の会社を辞める前は、母が体調を崩したりするともう大変。

私と主人と父がお互いのスケジュールを調整して、どうにかこうにか対応するありさま。保育園のお迎えの時間にはとても帰って来れなかったので、本当に困りました。

子供が熱を出したりした時も同様。

母が入院してしまったときなどは、本当に困りました。以前の会社の社長に頼んで数カ月、会社をフレックスで働かせてもらったりして……。でも、そういうことに反発を感じる人もいるらしいです。

「まだまだ、女性は社会で生きにくいよな」

本当にそう思います。

私の場合は家族にとても恵まれているので、今まで好きなように生きてこれました。

本当に家族のおかげです。

母の体調が悪かったため、ここ二日ほど子供達を自分で迎えに行き、三人で夕食を取りました。

年に数回のことです。
ホント、普段、母としての仕事を全然やってないんですね~。

これから仕事を軌道にのせることを考えると、脇目もふらず仕事をしなくては、という気になりますが、そうはいっても、やはり家族あっての仕事ですよね。

親、主人、子供をもっともっと大切にしたいと思います。

2004年9月15日水曜日

はじめての顧問契約

今日は、はじめての顧問契約をしてきました。

前の会社とも契約していますが、これは業務委託契約で、やってることは前の仕事と大差ありません。
会社に行く日数は少ないけど、退職前の仕事の続きをやってるかんじです。

仕事の内容は経営品質事務局の仕事(特に社内セミナー)と、プロモーションの手伝い、新事業の立ち上げです。

今日の契約先は前の会社の取引先です。
顧問契約なのですが、その会社の経営のお手伝いをするというよりは、その会社の取引先の経営のお手伝いをする、という仕事になりそうです。

初めてです!

まだ、どんな展開になるか分からないけど、一歩前進できたかもしれない気がします。

とにかく今はコンサルタントとしての経験を積みたい。数をこなしたい。ぼ~っとしていてもしょうがないですから。

明日は某専門学校の方と打ち合わせです。
その専門学校の非常勤講師の仕事が入ってきそうです。

まだまだ、自分のビジネスになっているとは言えない状態ですが、少しづつ、進みます。

小冊子も書いています。
一年以内に本も出版したいと思います。

2004年9月12日日曜日

どうしよう経理・・・・・

ひさしぶりです。

今日は12日。
この12日間で分かったこと。

思いっきり、稼動率が悪い。
生産性が低いということです。

タイムマネジメントをやりなおします。

あと、経理関係、困っています。
先日、税務署に行って聞いてきたのですが、
まだ不安な点がいろいろあって、どう処理して良いのやら…。
とりあえず、会計ソフトを買った。
買ったソフトが自社にとってふさわしいかどうかもまるで分からない状態……。

こんなことばっかしててもしょうがないですよね。
まだまだ、一歩目を踏み出していない気がしています。

まず、一歩!
そしてニ歩め……。

2004年9月2日木曜日

中小企業再生支援は日本経済の要か……

今日は創業二日目でした。
差し迫った仕事に取組み、計画なども立てずに終わってしまいました。

夜は診断士関係の研究会に参加。
これが、まったく期待していなかったのですが、とても良かった。

ちょうど、先日Soltyさんが企業再生を勉強されていると書いてらっしゃいましたが、まさしくそのテーマでした。

昨年一年間、東京都の中小企業再生支援協議会で再生事業の立ち上げをされていた診断士の先生のお話でした。

企業再生はやはり、いまや日本経済の要とも言える事業であるようです。
ちょっと前は創業が要だったとのことです。

ひっくりかえせば、企業再生は創業のセーフティネットでもあります。また、銀行の不良債権の多さを知れば、その理由はすぐに分かります。

企業の再生にあたっては弁護士、公認会計士、税理士、中小企業診断士といった専門家が集まって、取組むわけですが、
診断士は他の専門家のような深い知識の提供というよりは、コーディネーターとしての役割を果すべきであるとのことでした。

そして、会計士さんや税理士さんがBS(貸借対照表)を改善することに取組む一方、PL(損益計算書)を改善するのは診断士の役割である、とのお話もありました。

要するに事業の本来の姿を見直し、売上を上げ、利益を上げることを支援するのは経営コンサルタントの役目です。診断士はその専門家として、活躍しなくてはなりません。

この話を聞いているうちに、私が診断士試験を受ける前、「中小企業経営・政策」という科目を勉強していた時のことを思い出しました。

2003年の3月頃ですから、まだ再生支援協議会も本格稼動しておらず、当時は創業支援が日本経済の要であると言われていました。創業よりも廃業が上回る日本経済を活性化するには、どうにかして創業者を支援するしかない。

「創業者を支援せよ」

これが、その当時、私が感じ取った診断士としてのミッションでした。

創業者の支援によって、日本を良くできる。
創業というものは、創業者自身の自己実現の場でもあるわけです。こんな素晴らしい仕事はない、と講義を受けながら、奮い立つ思いになったことを覚えています。

それから数カ月後、中小企業白書が出され、
受験機関の指導も創業支援から再生支援に変わっていったことを覚えています。

再生支援

「経営者が再生への意欲を持っていること」
これが最大のポイントだそうです。

事業活動そのものはそこそこうまく行っているのに、
借金が多すぎて、どうにもならない。
でも、やる気のある経営者なら、必ずどうにかしてあげたいですよね。
事業を立て直して、がんばって欲しいですよね。

企業再生……すっご~く、興味が湧きました。
ここにも、私の役立てる道があるかもしれません。

2004年9月1日水曜日

確認株式会社設立登記に行ってきました

本日、法務局に行って、
確認株式会社設立登記の書類を提出してきました。

このまま不備がなければ、9月9日には登記完了。
本日に遡及して会社が設立されたことになります。

会社名は
株式会社ヒューマン・リスペクト

社名の意味は
「人間尊厳」

経営者もそこで働く従業員も、企業に関わる人たちがすべて、生きる幸せを感じられる社会づくりに貢献したいという願いを込めて命名しました。

以下は昨年末に考えていた企業理念と経営理念です。
まだ、見直しは済んでいないので、精緻化できていませんが、ここに掲載いたします。


<株式会社ヒューマン・リスペクト/企業理念>

私達は豊かな「知識」と「知恵」、「愛」により、日本経済の主役たる中小企業の成長・革新を補佐し、日本の夢ある未来づくりに真剣に取組む。
「知識」をもって情報不足が引き起こす社会的弊害を阻止し、「知恵」をもって未知の変化への日本経済の対応を助け、「愛」をもって日本人一人一人の生きる幸せを作り出すことが私達の仕事である。

<株式会社ヒューマン・リスペクト/経営理念>

どんな人間でも存在意義を持って生まれている。どんな人間も宇宙においてかけがえのない重要な役割を持つ一人である。同様に、どんな企業でも社会的ミッションを持って活動ができる。どんな企業も宇宙においてかけがえのない重要な役割を持つ一社になりうる。
自社のミッションを経営者が心から感じとり、誇りを持って従業員やステークホルダーに伝える。これこそが企業家のなすべきことである。私達は企業家をサポートし、企業家の本来の意思をいかにステークホルダーに適切に伝えるかを追求し、夢のある企業理念のもとで、底力のある企業作りが行われることを支援する。