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2005年6月29日水曜日

組織メンバーを本当に仲間と思えるか?

今日はよいことに気づきました。

とある先輩コンサルタントとお話をしていたのです。
経営品質の関係の方です。

組織というのは、人間が集まってできている。
組織が何か目標に向かおうとするとき、
その構成メンバーがお互いを本当に仲間と思いあえるのか?

ただ、朝来て、夕方帰る。
仕事上では一応つきあうけど、本当の心は見せない。
こんな組織~会社~が多いですよね。

特に若い人たちは、会社に対する帰属意識も弱く、
自分の生活を大切にしています。

もちろん、自分の生活を大切にするのはいいのですが、
でも、会社というのは人生の大半の時間を過ごす場所です。

人生の大半の時間を過ごす会社での生活が楽しくなくて、
人生って楽しいのでしょうか?

ですが、希薄な関係の組織というのが目の前にある多くの現実です。。。

特に中小企業では、これはとても大切なのでは・・・・
中小企業の強みは組織のメンバーが一体感を持ちやすいことですよね。

組織のメンバーが、心からお互いを仲間だと思える組織作りって、
どうやったらできるんだろう?

一日ではできないけど、方法はたくさんある。

これこそが、一番やらなくてはならないことなんだ!

当たり前のことのようですが、
あらためて言われてみると、忘れていたような気がします・・・・。

組織がちょっと大きくなると、管理に回ろうとする。
でも、本当に必要なのは管理ではない。
大切なのは、自分たちは仲間だ、と思わせる動機づけ。

心を開きあえる関係づくりというのが、とても大切なのだと
改めて感じました。

2005年6月28日火曜日

明け方に限っていいアイディアが浮かぶわけ・・

よく、一つのことを考えている時に
明け方頃、寝ながらいいアイディアが浮かぶことがあるんです。

今朝ほども、クライアントさんが展示会で配るチラシのことを考えながら
寝ておりました。

別に考えようという気はなくて、寝ながら自然に考えています。

どういうわけか、
寝ながら考えるときって、いいアイディアが浮かぶんですよね~~!!

ふ・し・ぎ・・・・

会社名を考えたときも、たしか寝ながら考えたし、

会社の事業計画(っつ~ほどのものでもないが・・・)を考えた時も
寝ながらだったし・・・・。

だいたい明け方頃なんですよ。

それで、今朝は寝てられなくなって、
5時前に起きて即、仕事開始となりました。

こんなことはひさしぶりでしたが・・・・。

でも、きっとですね、

自分の意識に対して、何かテーマ・・・質問・・・をインプットすると
潜在意識が考えてくれてるんですね。

だから、潜在意識と顕在意識が交流するような明け方の時間帯に
パっとひらめいて、いいアイディアが浮かぶんじゃないかなあ・・。

明け方に潜在意識と顕在意識が交流するかどうかは知りませんが・・。
きっと、するんじゃないかと思います。

2005年6月27日月曜日

ミュージカルバトン

診断士仲間で呉にいる原田さんからミュージカルバトンなるものが回ってきました。

こんなものが、世界的に流行するなんて、おもしろいね。
ウイルスを流行らせるより、ずっと楽しいような気がするんですが・・・。
ミュージカルバトンの詳細は、こちら↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

==========

<今パソコンに入ってる音楽ファイルの容量>

はいってなかった・・・

<今聴いている曲>
今は聴いていない。音楽がかかると、どうしても音楽に集中しまい、細部を聴いてしまうので、仕事中はあまり聴かない。

<最後に買ったCD>
五島みどりのヴァイオリン曲のCDかな・・・

<よく聞く曲>

・ブルグミューラーのピアノ曲で、「ゴンドラの船頭歌」っていうのがあるんですけど、とても美しい曲で最近気に入っている。大好き。
・イタリアの歌手アンドレア・ボチェッリの「カルーソー」という曲もここ数年、好きです。胸が痛くなるようなせつないメロディ。
・じゃあ、うちの息子が歌ってくれる「マツケンサンバ」。これは、一日5回くらい聞いています。(笑)
・パッヘルベルの「カノン」は定番か・・・・。
・マライア・キャリーの歌ってる「Without You」、古くてもなんでも聞くたび泣ける・・・。

<バトンを渡す人>
とりあえず、診断士のブログを荒らしてみよう・・・



2005年6月26日日曜日

登記に行ってきました

去年9月に会社設立して、3月決算だから、
決算後3ヶ月の6月末までに役員変更登記をしなくてはならなかったんです。

金曜日のことなんですが
この登記に行ってきました。

一日あれば、どうにかなるだろうと思って、何もしていなかった。
朝から、いろいろ調べたのですが、どうすりゃいいか良くわかんない。

あげく、やっぱ日本法令の法令書類買うのが早いよな~、と思って
文房具屋さんに買いに行った。

法令書類って、どこにでも売ってないんですよ。

どこに売ってるかなあ・・とネットで調べていたら、案外近くにあった。

よしよし、ということで買ってきて、解説書を読みながら
どうにかこうにか午後3時に書類完成。

車で法務局まで行って、書類提出。

しかし、税務署に行くと、職員さんがものすごく親切に教えてくれるんですが、
法務局って、どうしてあんなにそっけないんだろうか・・・・。

会社設立登記のときも、ドキドキしながら、書類を出してきたんだよね。
(自分で書類作ったので)

法務局で用もないのに、ウロウロして・・・

登記の際には、代表取締役が法務局に出頭しないといけないことになっている。
それなのに、箱に書類入れるだけなんだよ~。

なんか、変です・・・・。

7月4日までに連絡が来なければ、不備は無かったことに・・・・。

電話来ないことを祈ってようっと・・・。

2005年6月25日土曜日

音楽談義

最近、うちの5歳の子はひまさえあれば

マツケンサンバを歌っている。

♪まつけんさ~ん~ば~、オ~レ~♪

小学校でも、運動会を見に行くと
マツケンサンバが流れ、それにあわせて子供たちが体操している。

私は家でテレビはほとんど見ないので、
マツケンサンバは去年の紅白以来、見たことないんですが、
いったいどこで覚えてくるんだろう・・・。

でも、歌詞はどうあれ、サンバのリズムと明るいメロディはいいですね。
私も昔、サンバが好きで、
イタリア系ですが「クウァンド・クウァンド・クウァンド」とか・・・
ホント、いいよね。

話は飛んで、南米系の音楽に行ってしまいますが、
大好きな曲に
「アマポーラ」
っていうのがあります。
アマポーラってひなげしの花のことなんでしょ?
ラ~ラ~ラ~ラ~・・・♪
海外などでも、こういったスタンダードな曲はどこでも聞けますよね。

音楽は人の心を癒してくれますね。
特に、南国系の明るい曲とか、クラシックの美しい曲が好き。
一方、ぐっときちゃう、胸の詰まるようなシャンソンも好きです。

ここのところ、音楽聴いていないよな~。
心が干からびているような気がします。

CDでも聴こうかな~・・・。

2005年6月24日金曜日

BSをわかりやすく説明したい

200万円のお金を用意して会社を作りました。

100万円で機械を買いました。

残りの100万円は運転資金です。

一年たちました。

事業をやった結果、50万円の赤字です。

私の手元には50万円残りました。

また、一年たちました。

一年がんばった挙句、また50万円の赤字です。

手元にはお金がなくなってしまいました。

しかたないので、200万円借りました。

それから、一年がたちました。

がんばったのですが、100万円の赤字になりました。

200万円返そうにも、手元には100万円しかありません。
でも、機械を買った時と同じ100万円で売れれば、200万円返せます。
資本はゼロになりました。

また一年がたちました。

がんばりましたが、今度は50万円の赤字です。

手元には50万円しかありません。
機械を100万円で売れれば、150万円返せます。
でも、50万円の借金が残ります。
債務超過となりました。
バランスシートの右端には、資本合計 -500,000
と載っています。

会社をやめようにも、やめることができません。

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こんなふうに説明したら、少しは理解できるのでしょうか。

借り入れをしたから、BSの右下にマイナスが載っていると勘違いしてしまう人が
多いようです。

簡単な簡単な、決算書の読み方講座を企画したいと思っています。

2005年6月22日水曜日

問題の本質はなに?

小泉さんの靖国参拝問題については、
ず~っと問題になっていますが、

戦後派の私たちには、
問題の論点が、ものすご~くみえにくいです。

というのは、岡田さんなんかは

1. 中国や韓国などの気持ちを逆なでするからやめろと言っているのか?
2. 靖国神社に葬られている人たちが、こうこうこういう人たちで、この人たちはお参りするにも値しないような極悪人だから、やめろと言っているのか?

このへんがさっぱりわからないまま、「参拝やめろ」という話だけが一人歩きしている。

2の理由だとした場合、
もう少し、具体的に誰を参拝するのがまずいのかを主張をしてもらいたい。

1の理由だとした場合、
相手の気持ちはどうだと考えていて、それについてどう考えているのかを説明して欲しい。
ただ、相手の気分を害するからやめろというのでは、自国の考え方というのは無くてもよいという結論になってしまいます。

まじ、バカな議論していないで、しっかりやって欲しいと思います。

2005年6月21日火曜日

タクシーの運転手よ!目を覚ませ・・といっても無理か

夜遅く帰宅しますと、
タクシーを利用することが増えます。

しかし、ホント、CSなんてことを考えたこともないような
運ちゃんにおめにかかると、
まじで、気分悪い。。。

まあ、怒るほどのことじゃ、ないんですが・・・。

給料もらってなんぼの生活の人間というのは、
だからダメなんじゃ・・・とつい、嫌味も言いたくなる気分。

だいたいよ、
タクシーに乗ってから降りるまで10分弱ですが、
今日なんかさ、
口をきいたのは私だけですよ。

考えられますか??
普通のサービス業で・・・。

「あの、○○をとおって、××までお願いします」

「・・・・・・・」

「そこの止まれを右にまがってください」

「・・・・・・・」

「左に曲がって、二軒目で降ります」

「・・・・・・・」

「領収書ください」

「・・・・・・・」ポンと紙切れを渡す。

「ありがとうございました」(これはお客の私が言ったセリフ)

「・・・・・・・」シューッと行っちゃいましたよ。

まったく!!

こんなことでいいと思ってんのかしらね。

おそらく、経営者がなっとらんわ。
社員教育なんぞ、な~んもできてないんだね。

これを見てるサービス業の人、マジでどう思いますか???

日記を書き続けるのって・・・

ワタミの渡邊社長の本を執筆中です。

渡邊さんについては、ものすご~~くたくさん資料があって
これが逆に悩みの種でもあります。

「だって、小説はあるしさ、
 ご自身の著書はものすご~く一杯あるしさ」  私

「なんで、そんなにあるの?
 日記をつけていたからなのかな」  取締役

そうなんです。
渡邊さんはお若い時から、日記を書き続けているのです。

だから、あとからそれを本にできてしまうんですね。

また、よくよく考えると、日記をつけることが
彼のハイパフォーマンスの要因であることも分かります。

ご自身の著書の中では
一日の終わりの時間に、その日の振り返りをすることで
「その日にけりをつける」
というようなことが書かれています。

やはり、優れた方というのは、
こういう細かいことを継続しているんだなあと思いました。

私も、一時期、毎日24時間をどんなことに使っているか
細か~く書き留めていたことがあります。
それをカテゴライズして、
グラフのようなものにして、一週間で集計します。

ここのところ、やめてしまっていたのですが、
こういうことをやっていると、時間の大切さが分かるよな~、と思います。

ブログは個人の日記とは少々ちがいますので、
やっぱり、個人的な日記のようなものを書くのは、きっといいんだろうな
と、思ったわけです。

2005年6月17日金曜日

脳みそ壊れそう・・・

~審査員研修2日目でした。

研修受けたからって、全員が審査に参加するわけではございません。

今日は本当にハードだった・・・。
合議が長引き、昼食時間もなくなってしまいました。

合議、発表、評価など、集中しなくちゃならない時間が続いてぐったり・・・。
だというのに!!
そのあとで、またハードな個人ワークを2時間もやりました。
ほとんど休憩なしで10時間半だよ~。トイレ行く暇もないくらいだよ。
きつかったです。
おなか減りました・・・。

診断士試験終わって、一年半たつと、
だんだん、頭がユルくなっていて
集中して考えられなくなっているみたい・・・。

みんな、すごいよな~、
よく、こんなことまで考えつくよな~、と感心していました。
私は一人で
あ~、もうダメ。脳みそが壊れる・・・と思っていたけど、
たまにはいい訓練です。ホント・・・。

明日は最終日です。
また、なにか学びを得てこようと思います。
アウトプットはメルマガのほうにしたいと思います。

2005年6月16日木曜日

適応することと生存能力があることは違う

今日は日本経営品質賞の審査員研修に行っておりました。
あさってまでの3日間の日程です。

経営品質賞の関係で出かけると
本当に女性が少ないことに、おどろきます。

たぶん、5%くらいしかいないですよ。
診断士だって、最近は10%くらい女性だと思うんですが・・・。

経営品質の場合、けっこう、大企業から派遣されている人が多いのです。

ということは、やはりビジネスの現場で、
経営にかかわっていくなどの面で期待されている女性は非常に少ない、
ということなんでしょうね。

なんだか、日本社会の縮図みたいで、イヤですね・・・。

とはいえ、今日はとても良いことに気づかせていただきました。

ひとつは、
「アダプテーションとアダプタビリティ」の違いというものです。

アダプテーションとは、現在の環境に適応している状態です。
アダプタビリティとは、環境変化に適応して、生存していくことのできる能力です。

このふたつは違う概念だったんですね。
ここを深く考えたことはなかったです。
初めて気がつきました。

でも、よく考えてみるとわかります。

たまたま、時代の波に乗ってしまうと、会社はうま~く行きますよね。
これはアダプテーションが高い状態です。

でも、時代が変わってしまった時、その会社がまだ生きていけるかどうかは別の問題です。

環境変化に対応する方法のひとつには、未来を予測するというものもあるのでしょう。
ですが、実は本質的には、アダプタビリティ、すなわち環境適応力の高い組織を作るというのが、
組織が永続するための、最高の方法なのだと考えます。

アダプタビリティを高く保つためには、
顧客接点を持つ現場の社員が、市場変化を素早く読み取ることができ、それを経営に素早く生かせるような組織にしておく。
こんなことがキーポイントになるんじゃないか、と思います。

じゃあ、アダプタビリティの高い組織を作ろうよ。
というのは、簡単なんですが、これをやろうとすると
けっこう矛盾にぶつかるのです。

すなわち、アダプテーションの高い状態とアダプタビリティの高い状態を
共存させることが難しい。

現在の環境に適応した状態をとことん作りこんでしまうと、変化しづらくなる。

よく、組織風土とか企業文化というのは、一度できあがると素晴らしい力を発揮するが、一方で消去困難性を持つと言いますよね。
消去困難だから、変わりにくくなるわけです。
でも、価値観を共有するということは、
権限委譲が有効に働くための条件になっていたりして、
スピード経営が大切な現代においては、とても大切なのです。

だとすると・・・・。

アダプテーション、すなわち環境適応力を考える時、
今の環境に対応することにばかりに視点が向けられてはいけないのだ、ということがわかります。
今の環境への対応ができる組織風土を作るのではなく、
どんな環境であっても、変化に素早く気づき、対応できる組織風土を作れ。

考えてみれば、当たり前のことなんですが・・・。
じゃあ、どうするのか?

この答えになりそうなのが、さかさまのピラミッドという概念なのかなあと思います。
現場の人たちを経営幹部が支援する関係。

なんか、今日の話は難しくなっていますね・・・・・。
わかりやすいが、当社のモットーなんですけど・・・・。
自分でもよくわかんなくなってきました。
そろそろ、眠くなりました。
明日に備え、もう寝ます。

2005年6月15日水曜日

社長の出勤時間を30分早くしてください!!

今日は、クライアント先の経営品質事務局の打ち合わせをしてきました。

その会社では、社員が定時ぎりぎりに出勤。
服装は乱れ、挨拶もなく、社内にはホコリがたまり・・・・・。

とにかく、しつけがユルすぎる。
自由な社風はいいけれど、それにしても・・・・
会社においでくださるお客様のことを真剣に考えてるのかな~、
という感じでした。

いつか社長に言わなきゃなあ、と思ってました。
「社長、30分前に出勤してくださいよ」
・・・・というのは、社長も出勤するのがギリギリでしたから・・・・。

で、経営品質事務局メンバーとそのことについて、かねがね話していたのです。

そうしましたら、今日ついに、事務局長が社長に言ってくれたのです。

「社長、頼みますから、出勤時間30分かかると思って8時半にきてください。社長の後姿を見て、早く来て仕事の準備をしようと思う社員が出てくるかもしれないんですよ」
(社長の家は会社まで歩いて3分なのです)

社長は、なんとな~く恥ずかしそうな顔をしながら、
納得してくださいました。

よかった!!

それに、会社を自分たちの手できれいにして、前の公園まで掃除をするような会社にしたい、と言ってくださった。

ホント、嬉しかったな~。

でも・・・・。

これからが大変。
前の公園まで掃除できるような会社を、これから外部専門家の立場で一緒に作っていきたいと思います!!

おまけに・・・・。

「新評価制度検討委員会」のリーダーを、承ることになりました!
管理部門が弱い弱いと、心配していた会社です。

ESのもとである人事制度に手を付けさせていただけるのは、
コンサルタントとして本当に嬉しいことです。

なんたって、ESなくしてCSなしですから・・・。

とにかく、やるぞ!!

なんで前輪が取れちゃうわけよ??

日航機が事故を起こしました。
着陸時に前輪が取れたってことらしい・・・・。

記者会見では
「何が原因か判りません」というふうに、経営層が話しています。

全日空のほうでも、計器故障があったらしいです。
航空業界では
わけのわからん事故が次々に起きているみたいです。


こういった事故は偶然に起こっているのでしょうか?

絶対にそんなことは無い、と言い切れます。
組織内に必ず問題が起きています。

経営者にとっては、たぶん自分じゃワケのわからないことなんでしょうが、
問題が内部にある。
だから、ちょこちょことした事故が次々に起こる。

価値観が組織内に浸透していないとか、
やろうとしたことのPDCAがまったく回っていないとか、

このへん、しっかり見直してほしいです。
「なにが原因かわからない」なんて言ってる場合じゃない。

人の命を預かっているんですからね。

 

今起きていることは、組織の反映、経営者の反映。

そう考えないと、解決はできないと思います。



2005年6月14日火曜日

絶対に行きたくない病院

たまたま、飲みに行った時に、
自分の入院体験を話してくれる人がいたのです。

男性なので、おもしろおかしく、
男としての情けなさもまじえながら・・・・。

「看護婦さんがさ~、みんなさ~、イケイケなんだよね~」
「こっちはそんな元気ないんだけど、
 茶髪だし~、化粧は派手だしさ~。
 なんとな~く、変な気になっちゃうんだよね。
 といっても、もちろん、何もしてないよ~」

おいおい。
短期間の入院で、よかったですが、
そんな病院、私は絶対に行きたくないと思います。


まあ、この話をしてくれた人のフィルターがかかっているから
ホントのところはわかんないけど・・・。

男性患者にとっては、嬉しいかも・・・・???
いや、とんでもない。
よく考えたほうがいいですよ。
怖くないですか??
なので、こんなことで鼻の下を伸ばしている男性は

馬鹿なこと考える前に、自分の身体の心配をしたほうがいいですよ!

病院とは、人の命を預かるところですよ。

おそらく、病院全体のコントロールはまったくきいていない状態ですし、
お医者さんも看護士さんも、医療を真面目にを考えていないと思います。
おそらく院長に問題があります。

身なりの乱れは、心の乱れです。
日々、新たな気持ちで、心を引き締めて働こうという気持ちの乱れですよ。

「しつけ」ができていない病院。
こういう病院には必ず隙がある。

隙があるということは、医療ミスが起こるということです。

つまり病院を選ぶときには、そこで働く人の身なり、マナー、動きを見れば
わかるということですよね。



人間の生きる幸せって・・・

あたりまえのことかもしれないですが、
きのう、ものすご~~~~~いことに気づきました。

「人間は、人とかかわることでしか幸せになれない」

これ、コピーライツとっちゃおうかと思うくらいの、すごい発見ですよ。


だって、考えてください。

お金持ちになって、それで幸せになれますか?
それだけじゃ、たぶん幸せにはなれないよね。

いや、そんなこと無いって?
でも、よく考えてみてください。

そのお金を誰かのために使ったりして、誰かに喜んでもらって、
それが嬉しいよね。
だから、お金がたくさんあることが嬉しいんじゃなくて
それを使って、誰かとの関係を作れること
誰かの幸せを作れることが嬉しいんじゃないでしょうか・・・。


自分が健康でありたいと思うとします。

もちろん、病気になるのは痛いし、辛いし、イヤだけど。
それ以上に、
もし、自分が今死ぬようなことがあったら、家族が本当に心配。
仕事を一緒にやってくれる仲間が心配。

健康であることで、自分がやるべき仕事を果たし、
世の役にたちたい。
自分のやった仕事で、
幸せになってくれる人がひとりでも多くなって欲しい。

・・・・・ってことじゃないでしょうか・・・・・。

やっぱり、人間、誰もひとりでは生きていけないのです。

必ず、誰かとのかかわりの中で、喜びを感じたり、学びを得たり・・・。

よく、人は自分の鏡だと言いますが、
これをもっと深く考えると、
鏡になってくれている相手は、
よくも悪くも、自分の幸せの素になる人なのではないでしょうか。

幸せを映し出してくださる鏡は幸せをそのままに。
不快感を映し出してくださる鏡は自分の学ばなくてはならないことを・・・。
いずれも、教えてくださっていると思います。

人と人が出会う確率というのは、
天文学的な数字ほどに低いものなのだそうです。

だとしたら、
隣の嫌なやつも、本当は自分にとっての素晴らしい人なんじゃないでしょうか。

「人間は、人とかかわることでしか幸せになれない」

この法則を名づけて

「一人じゃ幸せになれないの法則」

といたします。

2005年6月10日金曜日

墨絵の展覧会

うちの母は昔から絵を描くのが好きで
年をとったら、墨絵を習いたいと、常々言っていました。

その母も70歳になり
2年くらい前から、墨絵のカルチャー教室に通っているようです。

今日は、その展覧会があるというので、見に行ってきたのですが、
素人ながら、みんなすっご~~~~く上手ですね~~。
母は絵がうまいと思っていたのですが、
やっぱ素人だってことが、よ~くわかりましたわ・・・。

いつか、少し暇ができたら、ヴァイオリンを弾きたいなあというのが
私の夢です。
数年前に、弾いてみたいなあと思って買ったものの
少しだけ教室に通って、まったくモノにならずに終わったのです。
弾いてもらえず、ホコリをかぶったヴァイオリンが部屋の隅で泣いています。

なんでもいいから、心に潤いを与えてくれるものを持っているというのは
いいものだよな~。
きっと、人生がゆたかになるんだろうな~、
と思いました。

2005年6月9日木曜日

心の余裕

ここのところ、ちょっとばかり頭にくることがあって
ついつい、楽天日記にも気難しいことばかり書いてしまいました。

あらためて読んでみると、正しいことを書いているようで
案外、謙虚さが欠けていたり、偉そうだったりしてるよな~と
反省です・・・・・。

やっぱ、心の余裕が大切ですね。

子供にも言われてしまいました。

「○○は最近、学校でテストあるの?」

「国語は毎日あるよ」

「なんだ~、たまにはママにも見せてよ」

「だって、ママ見ないじゃん」

「・・・・・・・・」

そうなのです。
子供の話もろくに聞いてあげていなかったのでした・・・・。

反省・・・・・。

今、ワタミの渡邊美樹社長についての本を書いている関係で
渡邊さんの本を読みまくっているのですが
本当に素晴らしい人ですね。

北海道自然学校というのを夏に3泊4日で小学校高学年向けにやっていて、
子供たちの人生のきっかけづくりのようなことをしてらっしゃいます。

そこで、うちの小学校4年生の子供も行かせることにしようと思い、
本日申し込みました。

どこにも一人ででかけさせたことがないくらい
過保護に過保護に育ててきたので、
「いやだ~」と最初はべそをかいていたのですが、
さすがに覚悟を決めた様子です。

可愛い子には旅をさせたほうがいいですよね。

あさって、どういうわけか
診断士の会合でシャンソンを歌うことになりました。

しばらく歌ってないのに、歌えるんだろうか・・・・。
明日は家で、少し練習しようと思います。
近所迷惑かな~。

2005年6月8日水曜日

売りっぱなしでいいのか

自分の売る商品が何の役にたつのか
本当にわかって、自信を持って売ることのできる人が
どのくらいいるのでしょうか。

「この商品は役にたちます。集客できます。」
といって自分の商品を販売する人に会いました。

集客するのはいいですが、
それを買った会社は、そのあとどうやって売上を上げるのでしょうか。

その人に質問をしてみました。
「この商品に投資したお金を何ヶ月で回収できるのですか?」

その人の解答は
「私は物は売りません」
でした。

自分の商品は、表面的な効果を上げることはできるけど
本質的に買い手の役に立つかどうかは、知らないよ、というのです。

それを買わなくても集客はできるかもしれません。
今、その商品を買うことがお客様にとって、
本当に素晴らしいことなのでしょうか。

商品には売っていい相手と、売ってはいけない相手があります。
相手にとって、本当に役に立つかどうか考えてから売るべきです。

お客様に心から「ありがとう」といってもらえる自信を持って、
自分の商品を売れなくては、本当の商売人とはいえません。

コンサルティング営業が必要とされているという時代の流れの意味を
考えてもらいたいと思います。

家業から会社へ

130人の社員を抱えながら
家業を抜け出せずにいる会社があります。


予算制度がありません。

経費を使うかどうかは、毎回毎回、社長決済です。
一方、小さな出費については野放図です。


人事制度に問題を抱えています。

中途採用が多いにもかかわらず、
新規学卒一括採用・終身雇用の会社のような賃金制度です。
社員の多くは処遇に不公平感を感じています。


利益管理ができません。

売上を上げればいいと、社員が思い込んでいます。
売上を上げるために使った経費がどのくらいなのか、誰もわかりません。


規律が乱れています。

挨拶をしない社員、ゴミの落ちている社内、遊びに行くような服装
時間どおりに始まらない会議。


経営革新をしなくてはならないことは、社内の多くの人が気づいています。
だけど、始められない。
みんな今の仕事で忙しいのです。
ファイトが湧いてこないのです。


けれど、社長は
「自主的な改善活動で進めたい」といいます。
新しい商品をみつけてきます。
社員は新しい商品をまた売らなくてはならず、ヘトヘトです。


これではいつまでたっても、うまくいくはずがありません。
どこかで、社長が本気で覚悟をする必要があります。

2005年6月7日火曜日

コンサルタントの本当の仕事

コンサルタントの本当の仕事とは何なんでしょうか。

仕事のしかたを手取り足取り教えてしまっては、意味がない。
仕事のしかたを考えられる力をつけること。
これがコンサルタントの本当の仕事だと思います。

自分で使えそうな新しいツールをみつけてきて、
紹介するのが仕事ではないはずです。
何かを紹介するのなら、自分が使って
素晴らしいと思えて、
自分の血肉になって
初めて紹介すべきです。
そうでなくては、ただの便利屋、ブローカーとおなじです。

歌を教えている時もそうでした。

あなたにはこの曲が似合っている
あなたはこんなふうに歌えば上手に聞こえる
ここはこういうふうに歌って・・・

こんなことを教えるのはすべて無意味です。
本人には何の力もつきません。

やりかたはある程度、示してあげないと
最初はできません。
いろいろな方法があることは教えてあげます。

でも、それは最低限のものでいいと思います。
基本中の基本を教えます。
心を教えます。
それを取り入れてもらい、マネしてもらって
自分で組み立てる能力をつけてもらいます。

そうすれば、先生はもう必要なくなる。
必要だとすれば、コーチですね。

コンサルタントはコーチとは違います。
歌の基本を何も知らない人に、
最初からコーチはつけられません。

Educare
という言葉があります。
Education
の原型だそうです。
意味は「引き出す」ということだそうです。

相手のよさを引き出し、正しい方向を示し
力をつけてあげるのが先生の仕事、教育だと思います。

コンサルタントは
ときには教師になり、
ときにはコーチになり、
ときには友人になるのではないでしょうか。

教師の立場のときには、
基本を教えることから始めるべきだと思います。

2005年6月6日月曜日

単位を落とす夢

大学を卒業して、もう××年たちますが、
いまだにたま~に、変な夢を見ます。

というのも、
学校をさぼっていて、
単位をまるで取得できていない、
このままじゃ落第だ、
いや退学だ・・・・・。


という夢なのです。


ところで、ゆうべ見た夢はそれのちょっと発展形。

なぜか私が大学院に行っている。
大学院に行くほど、優秀じゃなかったから
行ってるはずないんですが・・・。

「いつ、大学院の試験受けたんだっけなあ?」

とか、夢の中で考えます。

「あれ?単位どうなってるかなあ?学校ぜんぜん行ってないよなあ・・・」

私の専攻はジャーナリズムだったので、
その大学院に行ってるという設定なのですが、

「私、どうせ大学院行くなら、心理学科に移籍させてもらえないかなあ・・・」

と夢の中で考えています。

「そうだ、明日目が覚めて起きたら、移籍の手続きをとろう・・・・」

こう思って目が覚めました。

「あれ?私って大学院なんか行ってないよね」

「でも、また大学に行きたくなったってことなのかなあ・・・・」



変な夢の意味はまだよくわかりません・・・・・。

2005年6月5日日曜日

社長を陰で支えた人

三日連続で講演会に行っています。
こうなると、講演会オタクですね。

きのうは、ホンダクリオ新神奈川の相澤社長のお話でした。

ホンダクリオ新神奈川は昨年、日本経営品質賞を受賞。
ホンダの販売店の中で、8年連続CSナンバー1を達成しています。

相澤社長の講演は、これで3回目くらいですし
先月、インタビューにも同席したので、
お話自体はだいたい知っていました。

ですが、最後にはポロポロ泣いてしまいました。

10年前に亡くなられた専務のお話をされたからです。

その方はパートで経理をするために入ってきた女性だそうですが、
会社を支え、社長を支えてきたのは、彼女だったといいます。

社長に対しては厳しいことも言い、
社員に対しては、厳しい社長の思いを心やさしく伝える人だったのだそうです。

ある日、その方を社長が殴ったそうです。

社長は、「明日はもう来ないだろう。やめてしまうだろう」と思っていたのに
翌朝、出社したら、普通の顔で「おはようございます」と言われた。

「きっと、私にはがまんしかねていても、社員を思う気持ちが出社させたのでしょうね」

相澤社長はそう言っていました。

また、こんなことも・・・・。
会社にお金がないときに、何故か給料が振り込まれている。
あとで分かったそうですが、
彼女が実家からお金を借りて、社員に給料を支払ってくれていたのだそうです。

そのような方でしたので、まわりからも慕われ自然と専務になったのです。

ところがある日、急性白血病を告知され、
すぐに入院しても命の保証は1週間もできない、と医者に言われたそうです。

その専務と、ご主人、相澤社長の3人で病院に行ったところ
専務は言うのだそうです。

「すぐには入院できません。仕事を片付けるのに2日必要です」

これを聞いた医者は、ひどく叱ったそうです。

「あなたは仕事と命とどちらが大切なんだ!」

専務は表情一つ変えずに言ったそうです。

「先生、人なんていつかは死ぬんですよ」

このとき、相澤社長は膝がガクガク震えていたと言います。



ホンダクリオ新神奈川の社長室には

今でも、亡くなられた専務の肖像画が飾られています。

「この人にいつも、見られているんですよ」

きっと、その専務は今でも社長の心を支え続けているんですね。

2005年6月4日土曜日

私たちが次の時代を作る

きのうは、神田昌典先生の講演会に行ってきました。

いつもの先生らしく、S字カーブを使って、
時代の流れやらなんやらを解説していらっしゃいました。

正直言って、最初の1時間くらい

「今日の先生の話は、あんまりおもしろくないよな~」と思っていたのです。


というのも、

これからは、ブロードバンドバブルの時代に入って、3年後には90%の人がブロードバンドを使えるようになる。
そこで、経営者はどうするのか・・・・。

みたいなかんじで始まり、

これからは、小冊子だけではなくネット上で流すビデオが必要とか・・・・。

・・・・・・・・。

「先生、なに言ってんのかなあ・・・。つっまんないなあ」

と思って聞いていたのですが、

やっぱり、神田先生は本物の先生でした。

ブロードバンドの時代、
箸にも棒にもかからないアホの(と私が思ってる)Hさんのような人がM&Aとかで

バンバン会社を大きくしていく時代、
そんな時代が確かにやってきている。

だけど、中小企業にはやるべきことがあるということを
きちんと解説なさっていました。

また、ブロードバンドの時代が本格的に訪れると、逆に
地域の中で帰属意識を持たせてくれるサービスが求められる時代にもなるだろうと。

そして、最後には一番大切なことをお話くださいました。

これからしばらく、価値観を持たないビジネスが繁栄する時代が訪れるだろう。
けれども、私達はそのままに流されていていいのではなく
次の時代を作っていくために、考えていかなくてはならない。

「自分たちは、どんな世の中を作っていきたいのか?」
「子供たちに、どんな日本を残していきたいのか?」

そして、将来
「どんな未来を築くべきかという意思をもって、
          ビジネスが行われる時代が訪れることを望んでいる」

とおっしゃっていました。

時代を作るのは私たちですね。
社会を作るのは私たちですね。

私たちの時代だけでは、良い社会、良い国、良い世界を作るという仕事は
とうてい終えられない。
でも、子供たちに明日を託して、私たちは精一杯、時代を作っていかなくてはならない。

本当に、心奮える思いを持たせてくださる講演会だったと思います。

やっぱり、私が信じていた神田先生は素晴らしい先生でした。



2005年6月3日金曜日

悩みも迷いも一度もないという社長の話

きのう、某中小企業の社長のお話を聞いてきました。

社長暦50年弱、70歳になるその社長は、

「悩みや迷い、お金に困ったことは一度も無い。ハッハッハッ・・・」

と、にっこにっこしながら、おっしゃっていました。

「俺は本当に運がついているんだよ、いつも運がいいんだよ。ハッハッハッ・・・」とも・・・・。

たしかに業績も良く、ニッチな業界でダントツの企業です。

ですが、50も悩みがないなんてね~。

話が乗ってきて、あとから出てきた話の中では

実は、人に騙された経験もあり、

「あの時は運が悪かった。ハッハッハッ・・・」とポロっと言っていました。


<結論>

結局、明るく生きてるもんだから
悪い経験は全部忘れちゃうんだ~~~~~!!!


そんな気にさせられる社長でしたわ・・・・・。
明るく生きているほうが、絶対に幸せですね。

「ハッハッハッ・・・・・」という社長の笑い声が聞こえそうです・・・・。