事業承継では、二代目の自覚が育つのが成功の要だが、
いったい、どうやったら二代目の気持ちって変わるんだろうか。
「こんなに借金しちゃって・・・、俺が返さなきゃならないんだよ・・・」
とか
「俺の話なんか聴こうともしないしさ。。。」
とか、
いろいろと二代目は辛い立場にある。
そんな中でも健気にがんばっているんだよね。
最近、特にな~~んもしないのに、
急に勝手に変わった二代目さんがいらっしゃった。
急に経営者としての自覚が強まり、
リーダーとしての働きかけを積極的にするようになった(ように見えた)。
最初は気がつかなかったのだが、
やはり、いままでと発言が違うし、思考内容もちがう。
急に変わった。
その理由を推測してみると、
組織のパワー構造が変化したのじゃないか、
という結論にいたった。
簡単に言いますと、
・一人の社員が異動する。
・店舗が一つ増える。
・仕事内容が変わる。
などの変化が起こると、
それ自身は小さな変化だとしても、不思議なことに全体的に大きな変化になることがある。
一人の社員が異動したために、
その部署にいた他の社員の序列が変化したり、仕事が変化したり、力関係が変化し、
部署の雰囲気が変わる。
すると、社内における部署の役割も変わる。
部署の役割が変わると、
なぜか社内が変わる。
社内が変わると、どういうわけか戦略も変わる。
これって、バタフライ効果と同じなんだね~。
今までいくら創業社長が言って聞かせても、変わらなかった二代目。
二代目に直接働きかけてもダメってことか。。。。
組織内のほかの要素が変わると、勝手に二代目も変わる。
面白いな。これって。
二代目問題、事業承継問題で悩んでいる人はやってみると良いかもしれない。
二代目以外のところに働きかけてみる。
すると、あっという間に事業承継は成功してしまうかもしれない。
いわゆる二代目・三代目にも創業者意識が芽生えるかどうかなんだよね。
返信削除きっかけって
そうか、バットマンは三代目なんだよね。
返信削除ねえ、ねえ、いったいどうすると、
創業者意識が芽生えるのかな~。
意識のない人に意識をもたせるには。。。。