2004年1月17日土曜日

経営者の魂が伝わる瞬間

やっと、今日の日記が書けるよ。

今日はすご~く良い体験をした。
体験のテーマは日記のタイトルのとおりだよ。
みんなにもシェアしたいので、書いときます。

さて、私は今、独立準備中とはいうものの、とある中小機械メーカーにまだ勤務しています。経営企画室のスタッフとして社長のサポートをしたり、広報・広告、イベントなどのプロモーションを担当しています。

今日はね、そこの会社の年に一度の「経営方針会」だったのよ。

「経営方針会」って、経営者の皆さんやってますか?
やってないとしたら、やるといいと思う。
別の名前でもいいから、一年に一回くらい、従業員集めて独演会をするといいと思う。

弊社の社長も本日、独演会を行うにあたり、相当準備をしたらしい。

弊社は創業65年くらいのふる~い会社で、従業員130名。ほっとくと組織が硬直化してしまうので、社長はとにかくブレークスルーしようと思ったのか、1年前から経営品質活動っていうのを全社で始めたんだよね。
経営品質については説明していると長くなるので、また別の時に…。まあ、経営革新活動みたいなものです。
活動を実施したのは管理職を中心とする社員。

同時に社長自身も相当勉強したらしい。経営品質賞を受賞している中小企業として有名な株式会社武蔵野という会社の小山社長の社長塾に参加して、相当考え方が変わってきたらしい。

昨年の経営方針会では、どこかで聞いてきた話をつなぎあわせたような話で、整理されておらず、従業員もわかったようなわからないような…。

だが、今年の社長は違った。
今年の社長は自分の哲学を熱く語ってくれたのですよ。

定時どおりに社員全員がホールに集まった。と思いきや、工場の責任者が来ない。外注業者がアポを入れずに突然やってきたのに対応していたらしい。

社長はまさに今、今年の経営方針を語ろうとしているっていうのに、工場の責任者が来ないってことで、かなりてんぱっている。

待つこと15分。やっと工場の責任者到着。
社長の話が始まる。
「こんな大事な会なのに、ましてや土曜にやっているのに、それでも号令をかけて、全員が定時に集まらないのか」
そんなコメントがあった。
その後、社長が経営に対する基本的な考え方を述べる。

「…………省略…………従業員が自分の子供に、お父さん、お母さんの会社は、素晴らしい会社だよね、と言ってもらえる会社にしたい。自分の可愛い子供を入れてやりたいと思われるような会社にしたい。そのために、従業員みんなで、愚直にやるべきことをやり、この出会いに感謝し、一緒にがんばっていきましょう。」

(資料が今ないので、記憶している部分だけ)

それを言った時、社長がうつむき沈黙した。

沈黙は1分続いた。
そして、さらに沈黙した。
社長は涙を流していた。
私が12年近く会社にいて、始めて見る社長の涙だった。
おそらくその場に居合わせた約100人の社員も、社長の涙を始めて見たのではないかと思う。

私も泣いちゃったよ…。嬉しかったよ。

いい社長だったんだなあ……って単純に。

社長は、ホントに今日の経営方針会に力を入れてたんだね。
従業員に自分の価値観、思いを徹底して伝えようと、真剣に考えていたんだと思う。
今日のために経営について、とことん考え抜いていたんだと思う。
いい勉強させてもらった!!経営者魂だね!ラッキー!!

3 件のコメント:

  1. 経営者の情熱大切ですね。
    ただ、経営者働いて当たり前、従業員働かなくて当たり前。

    だから、経営者の情熱を伝えるためには、誰もが経営理念が必要。

    神田氏のセミナーは、学びもいっぱいあったが、弁当がうまかった。

    日記の上書き誰もがとおる道です。

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  2. こういう経営者は素晴らしいと思います。

    企業と人間を結びつけ、人間重視の企業運営はこれからの時代に欠かせないと私は感じております。

    素晴らしいお話をありがとうございました。

    堀米 毅

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  3. よく、わかりました。私はいつも涙しています。
    それもよくないか(笑)。でも、経営計画書に万感の思い入れがあります。経営計画発表にあたってのこういう会社にしたい。というところ。夢と、今どうしてそういう会社ではないのかという自己反省や責任や、不安ももちろん。期待にいっぱいいっぱいになるのです。はやく経営者になって成功を期待しています。

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