今日は昼間、私に初めて日本経営品質賞を教えてくださった先生の講演があったので、千駄ヶ谷まで出かけていました。
今日の講演のテーマは先生がこの3月にアメリカで視察した
National Quality Award(国家品質賞 = マルコム・ボルドリッジ賞)の報告会=クエスト会議についてです。
先生が撮影された写真を御紹介いただきながら様子を伺い、ワシントンでの生々しい現場を拝見することができました。
日本では社会経済生産性本部という団体が音頭をとっている日本経営品質賞。
審査もほとんどボランティアに近い形で行われています。
一方、ご本家アメリカでは、大統領が受賞企業の表賞にあたるのだそうです。写真を見せていただいたのですが、やっぱ、感動ですよね~。
日本もやればいいのにね……。
総理大臣でも天皇陛下でもなんでもいいので、
優れた経営を行ったことを国家的に表賞すると、やる気もアップするし、日本経済も活性化するんじゃないかなあ……。
経営品質賞に触れていつも感じることは、
「まじめさ」
「短期的に儲ける」だけの目先のノウハウとは全く違う奥深いものを感じます。
もちろん「儲ける」ことは素晴らしいことなんですよ……。
アメリカにおいても国家品質賞の報告会にはきっちりした服装のまじめなビジネスマンばかりが集まるのだそうです。
受賞企業の方々が心の奥に持っているものは
「誇り」 と 「社会への貢献意欲」
このように感じました。
経営は自社の組織内で完結してしまうものではないんですよね。
自分がやっていることが、世界を変えていく!!
自分達の経営が国家品質賞をとり、社会的に評価されたことで、社会に情報発信する勇気を持つ。
情報発信したことが社会を変えていく、みんなを勇気づけて世界を変えて行く……。
こう考えていくと、いきつくところ、大半の企業の経営の最終ビジョンは世界経済の変革、になるのでしょうか……。
私の設立する会社のビジョンは、やはり世界的な希望のあるものにしたいと思います。
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