来年の正月に、会津若松に行くことになりました。
会津若松というのは、日本における経営品質発祥の地、
と言われるくらい、経営品質が盛んです。
私の経営品質の師匠のS先生の話によると、
会津若松には、たった1人でやっている小さな焼き鳥屋さんがあって、
そこでも、経営品質を取り入れているのだそうですよ。
経営品質では、最初に、
自社の歴史や理念を確認したり、自社のお客様が誰かを確認したり、
自社のライバルやビジネスパートナーを確認したり、
経営資源を確認したりします。
次に、8つのカテゴリーという切り口で
自社をさまざまな角度から見て行きます。
見ていく中で、自社の活動のさまざまなシーンで
PDCAが回っているか、
さらには、そのPDCAを見直すチャンスを持っているか、
などを確認していきます。
こうすればよい、
というお手本のようなものは何もなくて、
自社を常に、「これでいいのか?」と見直すための
きっかけとなる切り口だけが、決められています。
一番大切なのは、経営品質の持っている基本理念です。
顧客本位
社員重視
独自能力
社会との調和
この4つの理念は、
会社を永続的に成長させるために最も大切な4つの考え方です。
こんなふうに言葉にすると、とても難しいです。
うちの会社では、経営品質の考え方を基礎におきながら、
もっと易しく、分かりやすく、
この考え方を小さな会社に伝えていきたいと思っています。
たった一人の焼き鳥屋さんだって、取り組める。
そういうものでなくては、本当に社会の役に立たないですよね。
会津若松に行ったら、その焼き鳥屋さんに行ってみたいです。
うちの会社だって、
経営品質取り入れているっていえば、取り入れているんですよ。
起業する際、経営品質が心に叩き込まれていたので、
一番最初にやったことは、
企業理念を作ることだったんです。
そのときには、自然な気持ちでそこから始めたのですが、
周囲の人たちを見ていて、
コンサルタントとして独立する際、
そこを考え抜いている人は少ないのでは、と思いますよ。
理念を最初に考え抜いたおかげで、
当社では、今、いざというとき、ブレないでいられます。
ただ、少しずつ、理念も変化している。
ミッション、バリューは変わらないけど、
ビジョンが少しずつ、変化している。
というよりは、少しずつ、はっきりしてきました。
ビジョンって、一つをクリアすると、また目の前に訪れる。
そんな感じに現れてくるんだな、と感じています。
面白いですね。
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