きのう、今日は経営品質関係の勉強会に行ってきた。
今回は、かなり、がつ~~~ん!!と学びになった気がする。
エリック・バーンのTA(日本でいうと交流分析)を使い、自己に気づくところから組織開発を始めていく。
交流分析を書籍などで学んで以来、自分が不適切なトランザクション(交流=コミュニケーション)である「ゲーム」に陥っているな~と思うことがたびたびあったが、今回は無意識にゲームを行っているということを、ズバリ指摘していただいた。
相手を素直に受け入れればいいものを、ついつい、からんでみたり、反発してみたりしたくなる。
なんでなんだろうか?
仕事をするとき、私のまわりの9割は男性だ。
最近の男性はとても親切で紳士的な人が多く、女性にはとても気を使ってくれる。
にもかかわらず、女の私はついつい、「チクッ」と蜂の一刺しをしてしまうことがある。
わざわざやってるわけではなく、無意識に反発心を感じ、無意識に行動しているのだ。
こういう女性心理をユングは「アニムスの剣」と言ったらしい。
女性にとって、男性とは何なんだろうか?
私の心の中には、「男は強い存在」という幻影が根強くある。
男の兄弟がいなかったから、男性の本性を見ずに大人になってしまった。
そのせいで、男性に対する幻影が大人になるまで残ったのだろうか。
だから、「ダメ男」を見ると腹がたつ。
まぬけた顔を出そうものなら、剣でめった切りにしてやりたくなるんだろうか。
そうしてゲームが始まるんだろうか。
もちろん、「まったくダメな男」というわけではないのだ。
普通の人間的な弱さでしかないのに。
まったく、腹立てられる男性は気の毒なものだ。
「他者をACCEPTすればよい」と、トレーナーの方にアドバイスいただいた。
人間関係で自分の意見に固執したり、不毛なことをして関係を悪化させたりするのは、他者をACCEPTできないからなのだろう。
組織開発とは組織内でおきている「ゲームをなくすこと」と考えられるそうだ。
たしかにそうだと思う。
ゲームをやめて、効果的なコミュニケーションの行われる組織になる。
それだけで、どれだけ毎日が変わるだろう。
組織開発を真剣に考えるには、まず、私がゲームをしない人間に変わらなくてはならない。
なるほど。「兄蒸すの剣」ですか。
返信削除今変換したら、えらいのでてきたけど、面白いので良し。
そういうゲームをしなかったら、、
まわりの人とすごく良い時を過ごせそうですね。
新製品の『研究開発』の仕事やってましたが、実験の前の会議で『結果の予想ゲーム』やってんですね。
返信削除「実験すれば結果は分かることだから、予想ゲームは止めて、なぜそのような結果になったかのディスカッションにしてくれよ」と言ったことを思い出しました。
刺そうとしている相手が本当にダメ男かどうか、わからんぞぉ~?
返信削除端から見ていると「あ~ぁ、またやってる」ってわかりやすいから、美樹ちゃんはかわいい。
来月、こっちへ来たとき私のことを刺さないでね(笑)