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2016年8月12日金曜日

夏のお料理にトマトスープ

塚原美樹作・夏のトマトスープ

今日は朝からリオ・オリンピックを見ながらお料理しました。

近所のスーパーで食材を買ってくるのはいいけれど、仕事で疲れてしまって、夜になると何もしたくなくなってしまう。

それでも、ついつい色々なものを買ってしまって、冷蔵庫の野菜室がパンパンでした。

特大トマト4つ
おくら1袋
きゅうり2本
ピーマン1袋
ししとう1袋
かぼちゃ1/4
ねぎ2本
たまねぎ2個
もやし1袋

野菜は好きなので、会社帰りについつい買ってきてしまうのです。

野菜炒め作ろう!
サラダ作ろう!

と買い物する時は思っているのだけれど、家に着くと、疲れちゃって作れない。

そこで、今日はたくさん野菜を素早く採れるトマトスープを作りました。

<塚原美樹の夏のトマトスープ>
○材料
  トマト大2個
  おくら10本
  たまねぎ1/2個
  豆腐半丁
  水・鍋半分くらい
  鍋キューブ2個
  オレガノ少々
  塩麹少々
  胡椒少々
○作り方
  全部切って、煮ます。
  トマトは崩れやすいので、最後のほうに入れます。
  けれど、少し煮た法がスープに味が出ます。
  味付けは、オレガノを入れると洋風風味になります。
  コンソメがなかったので、娘が買った鍋キューブで作りました。

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ちょっと酸っぱくて、おいしいですよ〜。
トマトも生よりも食べやすいです。

今朝は、この他に、サラダとゴーヤチャンプルも作りました〜。

健康いっぱい!!


2016年2月20日土曜日

喜びを表すと、喜んでもらえる!

講師業やっていて、何が嬉しいかと言えば、受講者の方々からのフィードバックこそ、最高の喜びなのですよ〜。

受講者の方々が講座終了後に、頑張っている様子を伝えてくださると、それは本当に生きる糧になりますね。

本当です。

「人に役立つことをして、喜ばれたい」というのは、誰でも持っている想いなのではないでしょうか。

私も、今まではあまり自覚していなかったのですが、やはり、感じているようです。

何も連絡がないと、「あれ?ダメだったかな」などと、ちょっと落ち込み、一方で、連絡があると嬉しくなる。

こんなものですよ。♪

ということは、私がサービスを受けた人にも、プラスのフィードバックをしてあげるっていうことは、長期的な関係を築く上で大切なのかな、なんて思いました。

彼ら、彼女らも、喜んでもらうことが嬉しいんだろうなあ、きっと。

だから、自分の喜びを積極的に表すというのは大事なことなんですね。

人間ですからね〜。

写真は、弊社勉強会「紀尾井町ラーニングカフェ」の様子。コンサートリーディングといって、音楽とともにお話を聞いてもらう演習の様子。
みんな、素直〜な感じになっちゃっていますね。





2016年2月17日水曜日

かぶらずしが美味しすぎる!

ぶりを蕪にはさんで麹で漬け込んだかぶらずし

みなさん、「かぶらずし」って知っていますか?

金沢の名産品として知っている人もいますかね。

私は父が富山出身なので、子どものころから、このかぶらずしを食べていました。

どんなものかと言うと、大きいかぶを薄めに切り、2枚のかぶの切り身の中に、ぶりの刺身を挟み、麹で漬けたものです。

お漬物なのですが、ぶりが入っているから単なる漬物とも言い難いし、「寿司」というのもちょっと違う。

なんと言いますか、これぞ、ご当地グルメですよ。

発酵食品なので、慣れない人には、ちょっと食べにくいということがあるかもしれないですが、ハマるとたまりません!

最近はご当地グルメも簡単にネットで買うことができるようになったので、ちょっとお高めかもしれませんが、amazonで注文。

さきほど届いたので、本日のおつまみとなりましたが、これは美味しすぎ!

ああ、また、日本酒が進んでしまいます。。。。(笑)

2016年2月15日月曜日

シャンソンを聞こう!(じっとこうして)

世間では、「育休を取ります」と宣言した男性の国会議員が、奥さんの出産時に不倫と言いますか、浮気をし、しかも自宅に相手の女性を連れ込んでいたことについて、大変な騒動になっていますね。

彼を見ていると、あまりにも子供なのでがっかりしてしまいます。

まあ、ああいう馬鹿な人は放っておいて、今日は私の好きだったシャンソン歌手の渡辺歌子さんの「じっとこうして」を聞きましょう!

「じっとこうして」

この歌はフランスを代表する男性歌手、シャルル・アズナブールの名曲「Reste」の日本語版。

ちょっと洒落た通の方であれば、アズナブールはご存知なのでは?
よく、日本でもお店の名前になったりする「ラ・ボエーム」は彼の代表作です。

アズナブールの「Reste」は、それは色っぽい!
いやらしいのではなく、色っぽい曲です。

多くの方がカバーしていますが、さすがに私は歌えなかったなあ。

当時はまだ若すぎて。

今回は、私も初めて聴くのではないかと思う渡辺歌子さんの「Reste」です。

渡辺歌子さんの歌は、表現の繊細さが素晴らしく、大好きでした。
私もシャンソン歌手だった20代の頃は、歌子さんとライブハウスでご一緒に歌わせていただいていました。

私の20代、30代のときの、憧れの女性の一人が渡辺歌子さん。
私よりも大人ですので、今ではまあまあのお年になられていらっしゃると思いますが、
今でも、その歌う姿は女らしく、本当に美しいと思います。

彼女の歌は知的で、情熱に溢れ、繊細で、表現豊か。
あんな歌手になりたい! と若い頃は心から思っていたものです。

今でも、時々、「あああ〜、歌いたい!」と体が疼くものがあります。
昔封じ込めた音楽への情熱でしょうか。

今は歌手ではなく、講師業、コンサルタント業をしていますが、
やっている仕事に、さほど違いはないと思います。
本質は同じかもしれないと思っています。

どんな世界でも、自分のクリエイティブ性を最大限に磨き、
それを精一杯表現すると、多くの人の共感を呼びます。

テキトウに歌っている歌手は見抜かれ、
一時はチヤホヤされても、人気は長く続きませんでした。

私は今ではプロの研修ファシリテーターになりました。
渡辺歌子さんのように、いつまでも美しく(顔や姿がとかではなく)、
精一杯、自分の道を極め、最高の瞬間を提供していきたいと思います。



こんな歌、久しぶりに聞きました。
愛を忘れちゃいけませんよ〜。(笑)

2016年2月4日木曜日

12年前の自分は何を考えていたか?

2004年2月頃に撮影された写真には
今もお付き合いのある玉川一郎講師と高橋博志さんが一緒に!

今日はFacebookの創立記念日なのだそうですね。

ちょうど12周年だそうです。

サイトにアクセスしたら、知らないうちにプレゼント動画が出来ていました。

実は、私も今、創業12年目でして、12年前の今日のことを思い出すために、「何をしていたかな〜」と思って、このブログを検索してみました。

そういえば、ちょうど12年前頃にブログを始めたのでした。

なんと、12年前の今日のブログがありました!

これこれ↓

 http://blog.mikity.jp/2004/02/kj.html

ちょうど、中小企業診断士試験に合格し、実務補習を受けている真っ最中だったのですね。

診断士は試験合格した後に、2週間の実務補習が義務付けられており、これを経て、はじめて登録することができます。

当時の私は会社員だったのですが、会社に無理を言って2週間の休みをいただき、実務補習に参加したのです。

今でも覚えていますが、インタビューの準備やら診断レポートの作成やら、とても大変で、深夜に帰宅し、朝3時起きで作業をしていましたっけ。

両親には、「これからこういうことが増えるんだろうから・・・」と、ありがたい支援の言葉をいただきました。

「コンサルって、こんなにきつい仕事なんだ」と改めて思いつつも、新しい世界に入っていくことが本当に楽しく、ワクワクしていました。

そう言えば、この12年の間にも、何度も徹夜をして仕事を仕上げた経験がありましたっけ。

とりわけ経営品質賞の審査の仕事には、本当に泣かされました。

審査員がグループで討議する前に個人で行う個別審査では、10日間まるまる取り組んでも、審査レポートが出来上がらない。

夏休みなどは、家族旅行中にも審査資料を持ち込んで、夫と子供がプールに行っている間も私は一人、ホテルで審査。。。。

まあ、いろいろありましたが、もう12年か〜。

あの頃のワクワク感、あれがエネルギーでしたね。

そして、周りの仲間が支えてくれました。

これからの12年も、きっともっとワクワクして、多くの人に支えられて行くことと思います。

私は12年で成長できました。

けれど、これからは、もっともっと成長します!

見ていてくださいね〜。

2016年2月3日水曜日

本気にさせて、その気にさせる


最近、とても素晴らしい女性マネジャーにお会いしました。

何が素晴らしいかというと、後輩の指導ぶりが、本当に半端じゃないのですよ。

たまたま、一緒にお仕事をする機会をいただきまして、生々しい現場を拝見していたのですが、あんな風に後輩指導する女性には初めてお会いしました。

「今日は心を鬼にして私は言うべきことを言います」とおっしゃり、かなり厳しいお言葉の連続。

言われたことができない後輩に、「もう一回」「もう一回」と、繰り返しその場でやらせます。

周りの者たちはシーンとして、一時間ほど、その後輩指導を見ていることに。

緊張感走る空気の中、何度やってもできなかったことが、ついに1時間後にできるようになったのです。

その女性マネジャーは、後輩を「素晴らしい! よくやってくれました」と絶賛し、正面から食い入るように目を見て、相手の両腕を掴むような姿勢で、鬼気迫る感じで学ぶべきことを話すのです。

繰り返し練習が上手くいかない最中は、私も正直、「このままどうなっちゃうんだろう」と思っていたのですが、最後のシーンには、脱帽です。

スゴい!としか言いようがありません。

私も後輩指導、やってきましたが、甘っちょろかった。

私は嫌われるのが怖くて、あそこまで厳しい指導はできませんでした。

実際、私があそこまでやると、嫌われると思います。

だから、後輩が成功した時のあのフォロー、スゴい、真似ができない、と思いました。

感じたのは、「この人、本当に本気なんだな」ということ。

自分が本気だからこそ、相手にも本気が伝わる。

本気が伝われば、その気にさせることができ、相手を伸ばすことができる。

今回も素晴らしい人から学ばせていただいています。

私も頑張らなくちゃ〜〜。


2015年6月12日金曜日

英語のはとバスツアーに行ってみた!!

浜松町の世界貿易センタービルの展望台から見た浜離宮の写真
浜松町の世界貿易センタービルの展望台から見た浜離宮

スロヴェニアから来た元フォトリーディングインストラクターのKENこと、松永賢人さんに英語を習い始めて99日が過ぎました。

昨日は、99日間の英語学習の総仕上げとして、22時間、英語オンリーで過ごすというチャレンジにトライ!

そうは言っても、家で一人で過ごしていたんじゃ英語は使えないし、仕事は日本語じゃないとできないし、どうしようかな〜と。。。

KENに相談したところ、「はとバスツアーに行ったら良い」とのことで、早速、インターネットで調べたところ、英語のはとバスツアーがあるんですよね。

そりゃそうです。
今や日本も観光客がたくさん。
その観光客向けの英語コース、中国語コースがちゃんとあるんですよ。

そこで、昨日は、英語のはとバスツアー、東京見物に参加してみました。

貿易センタービルの展望台から浜離宮、東芝本社、羽田、新宿、東京タワーなどを眺めるところからツアーはスタート。
次いで、はとバスで浅草寺に。
私は長年東京で働き、いつも東京にいるというのに、浅草近辺を散策したこともなかったので、結構面白かったです。

最後は隅田川の遊覧船で風に吹かれて東京見物。

普段、東京で過ごしていますが、こんな風に東京見物をしたのは初めて。
とてもリフレッシュできました。

英語のはとバスツアーは17:30すぎに東京駅で解散。
そのあと、私が英語を使うために出かけたのは、高田馬場にあるとある英語カフェ。
さあ、そこでの体験はまた次の記事に書きますね〜。

乞う、ご期待!!

英語のはとバスツアーは浅草寺散策からの写真
英語のはとバスツアーは浅草寺散策から

浅草寺近くの船乗り場から隅田川遊覧船にの写真
浅草寺近くの船乗り場から隅田川遊覧船に

墨田川から見た東京スカイツリーの写真
墨田川から見た東京スカイツリー

2015年5月28日木曜日

ヨガ教室に行きました

ニューヨーク・オメガインスティテュートのサンクチュアリの写真
ニューヨーク・オメガインスティテュートのサンクチュアリ

ここのところ、どうも運動不足で、身体も固まって来ているな〜と、気になっていました。

今朝、ふとんの中で「ヨガやりたいな〜」と急に思いつき、スマホで検索。
近所に教室がないかと調べていたところ、
なんと、徒歩1分のところに、プライベートな雰囲気の教室があるではないですか!

ほんとに徒歩1分。

さっそくメールしたところ、すぐにお返事が来て、お昼前から80分間くらいのお試しプライベートレッスンをしてくださいました。

気持よかった〜。
久しぶりに身体を動かした感じです。
マンションの1室ですが、とても素敵なところで、可愛いワンちゃんが2匹、お出迎えしてくれます。

気に入ったので、定期的に通うことにしようと思います。

体調が良くなったところで、お掃除、洗濯、お料理と、今日は家で仕事をしながら、家事もしっかりすることができました。

夜になってふと気がつくと、あれ?ちょっと筋肉通かな?
たいした動きはしていないけれど、普段使わない部分を動かしたので、ちょっとは身体に影響があるんですね。

これで少しずつ、身体が鍛えられて、体力がつくといいな〜。
写真は、2012年に訪問したニューヨーク、オメガインスティテュートのサンクチュアリです。緑豊かな東洋風の建物の中で、静かに瞑想に取り組みました。ヨガと通じる点がありますよね。

2015年5月12日火曜日

中華料理よりインド料理

インド料理店の店内風景の写真
インド料理店の店内風景

紀尾井町のうちの事務所の近辺は、どういうわけか中華料理店とインド料理店の激戦区だ。

中華はまあ、この辺りでなくてもどこにでもあるけれど、徒歩圏内に7店もインド料理店があるというのは、かなりスゴイんではないだろうか。

弊社が割と気にっていて、いつも使っているのが平河町にあるSITAという店。
20代という若いインド人社長が経営しており、30歳そこそこのネパール人のマネジャーが店を仕切っている。
メニューはインド料理とタイ料理。

どこが気に入っているかというと、気遣いだ。
日本人経営の店以上に気遣いが良い。

たとえば、飲み放題メニューを注文し、私のグラスが空きかけると、注文しなくても次のドリンクがさっと置かれます。
スゴイ!でしょ?
インド、ネパールの人たちというのは、結構、こういう人が多いんですかね?

一方で、本日のランチに入った中華店。

ペーパーナプキンがなくなっていたので、

 「すみません、ペーパーナプキンください」

と、中国人ウエイトレスに頼んだところ、隣の席のペーパーナプキンを丸ごとつかみ、そのまま私の席のペーパーナプキン入れにズボッ。

それで業務終了でした・・・。

おいおい、隣の席の人はどうなるんだ。
ちゃんと、隣の席には、別のお客さんが座っていたのですよ。
お隣さん、スマホを見ていて気づかなかったようですが、気づいていたら唖然としますよね。

私には、この中国人ウエイトレスの頭の中が理解できません。

お料理も私は中華より、インド・タイの方が好きです。
安い中華料理は脂っこくてツラいです。

やっぱ、明日のランチはインド料理店でガパオライスがいいな〜。

2015年4月25日土曜日

ボケッと海外ドラマを見ている女性社長

今日はとても良い話を聞いた。
先日お会いした女性創業社長。現在、50代で、すでに30歳を超える息子がいる。息子は後継になるべく、母の会社で勉強中だ。
その息子さんが、弊社の講座においでくださった。
「いや〜、知らなかったんですよ」
「韓国ドラマにハマっていて、いつ見ても、ソファーに座ってテレビを見ているだけなのが、母だと思っていたんですが、会社に入ったら、社員さんが言うんですよ。代表が言うことはその通りだと思う、とか」
その創業社長にもお会いしてみたのですが、すっごく素敵です。
会社で頑張って、家では韓国ドラマで癒されている女性社長。いいね〜。


2014年1月9日木曜日

グラフィックMBA第1期が始まります。

久しぶりに日記を書きます。

このブログは10年前に開始して、
本当に私の日記のように、創業以来の思いを書き続けてきました。

しかし、会社の代表として責任を負うようになってからは
書けないこともたくさん出てきました。
自分の役割を考えたら当然のことなのですが、
もう少し、頭をやわらくできたら、
これからも、もっと情報発信できるかもしれないですね。

今日は、グラフィックMBA講座のサイトを作成し、
過去の受講者のみなさまにお知らせいたしました。
神田昌典さんに監修していただいた渾身の講座です。

是非、多くの方に知っていただきたいと思います。

グラフィックMBAの詳細はこちら

2013年7月30日火曜日

シャンソンをマインドマップにしてみた


マリー・ラフォレのViens Viens という歌を
マインドマップにしてみたよ。
なんか下手な少女マンガだね。

2013年7月27日土曜日

シンガポールに送ったマインドマップ

シンガポール行きマインドマップ
とみーと荒さんにマインドマップを託しました〜。
私一人でかくマインドマップはここまでアートじゃないな。
このアート性はとみーのおかげ。

2012年10月11日木曜日

イメージ練習と波に乗ることの大切さ

歌手の仕事をやめてそろそろちょうど10年だ。
久しぶりに歌いたい気持ちが出てきたので、来年は10年ぶりにライブでもしようかと思っている。
ところで、歌手時代の私の歌の練習法を思い出したので書いてみたい。

20代前半の若い頃は、一人でスタジオにこもり、とにかく声を出しまくっていた。
ある時、あまりにも練習に熱を入れすぎて、コンサート前に本当に声が出なくなったことがある。
今思えば、なんと馬鹿なことをしたのだろうと思うのだが、当時は若くてエネルギーに溢れていたので、喉を痛めるまで歌わずにはいられなかったのだ。
たぶん、発声法にも無理があったと思う。自分の中で音楽を本当に噛み砕くためには、歌うしかないと思っていた。体力が尽きるまで練習に燃えたわけだ。そうすることで、自分の中のモヤモヤ感を払拭しようとしていたのかもしれない。
まあ、シャウトとまではいかないが、とにかく大声張り上げていた。そうしたらマジで喉がやられました。。。。この頃の歌はパワーオンリーだったのです。

30代になると、さすがに体力が落ちてくる。
声も出なくなってくる。
喉を痛めた経験もあるから、自分なりに調整することも覚える。
だが、歌手というのは声があまり出なくなってからが、本当の勝負なのではないだろうか。
パワーオンリーではムリと悟った時に、工夫が生まれる。
感情の機微を声に乗せることをし始める。
そうすると、どういうわけか、ぐっと歌がうまくなったりするのだ。

で、この頃はよく電車の中で歌の練習をしていた。
と言っても、電車の中で声を出していたわけではないですよ。いくら私でも、そこまで変人ではない。
イメージの中で、頭の中だけで歌っていたのです。

こんな車中練習法をしながら気づいたのだが、「こんな感じの声」というのが身体でイメージできると、実際に歌った時にもちゃんと声が出る。
20代の頃は、イメージする前に、とにかく先に声を出して喉を痛めたりしたわけだけど、この頃になると、先にイメージしてから声を出すので、喉を痛めるということはまずない。
ラクに声が出てるイメージが頭の中にあるから、無理して声を出そうと思わないし、意識せずとも身体が自然にラクな出し方をしている。
逆に「こんな感じの声」というのが身体でイメージできないと、やはり声は出ないものだ。

「身体でイメージ」というのは、本当に声が出ているように身体で感じるということ。身体のどの辺に響いているかとか、腹筋がどのくらい緊張しているかとか、呼吸がどうなっているかとか、そんなことをリアルにイメージしながら車中練習をしているってわけだ。
これはたぶん、スポーツ選手のやっているイメトレと同じなんだろう。
車中練習法はかなり有効である。実際に声を出して行う練習がゼロだとしても、ちゃんと本番で歌うことができる。

もう一つ大事なことは、こういうイメージ練習をたくさんしたとしても、本番では、イメージしたのと同じようにしようなんて思わないことだ。
イメージどおりに、なんて考えると柔軟性が失われ、逆に手足を縛られることになる。あくまでも、その時やってきた、その波に乗る! これで行かないとダメだ。
ライブ歌手の仕事は、結構、その場勝負だ。
共演するピアニストとその場で初めて会って、譜面を見せて説明して、即、本番!なんてことはしょっちゅうあるのだ。
互いにプロとしての実力を発揮する場でもあるわけで、歌手はピアノがどう出てこようと歌いこなしてこそプロなわけだ。ピアニストの中には、歌手を試すみたいに仕掛けてくるちょっと意地悪なタイプの人もいる。
まあ、こういう人は自分のピアノにプライドがあるんだけど。
わざと歌いにくいように、変化球を投げてくるピアニストもいるのだ。
この時、その変化球をしっかり捉えて、ヒットを飛ばせるのがプロなのだ。
お願いしたとおりに弾いてくれない、なんて言ってるうちは素人で、ピアニストは敬意を払ってくれない。
こんなライブを毎日、毎日、16年間もやってきたので、波乗りの楽しさはかなり味わうことができた。

さて、歌のことをつらつらと書いたが、これはたぶん、あらゆることに通じてる。
人前で話すとか、営業プレゼンをするとか、そういうシーンでも生きてくる。
というわけで、私は講師、コンサルになった今でも、イメージ練習と波乗りをやり続けているのだ。

2012年10月7日日曜日

読書のためのマインドマップ

今日は読書におけるマインドマップについて書いてみます。

これは、私がフォトリーディング講座で皆さんにマインドマップ活用をやってもらいながら気づいた体験上のことなので、トニー・ブザンのスピードリーディングとは関係ないですよ。
フォトリーディングを習ったけど、どうもマインドマップ活用がうまくいかないな、という人は参考になるでしょう。また、マインドマップを使って、どうやって読書したら良いのだろうか、と考えている人にも、おそらく役に立つと思います。
ある程度、読者の皆さんがマインドマップの基礎知識があることを前提として、書き進めてみようと思います。


まず、マインドマップの活用は大きく分けて、NOTE TAKE と NOTE MAKEの二通りがあります。

<NOTE TAKE>
ノートを取るということ。

人の話を聞いてメモをしたり、文章を読んでノートにまとめたりすることを指しています。
文章を読んでノートをまとめる際には、BOI と呼ばれる文章の柱を見出してからまとめることで、ある程度、構造的なマインドマップを作ることができるでしょう。BOIはカラフルなマインドマップを作成する時に、メインブランチと呼ばれる第1階層目のブランチの上に書くことになります。
一方、人の話を聞いてメモする際には、全体構造が見えない中でメモしていることが多いはずです。この場合には、ミニマインドマップという構造のないマインドマップを活用するのも良いでしょうし、自分なりに勝手に構造を作りながらカラフルなマインドマップを作るのでも良いでしょう。

<NOTE MAKE>
ノートを作るということ。

自分の頭の中にあるものをノートにまとめることを指しています。
おそらく、最初から構造のあるマインドマップを作るのは難しい場合が多いでしょう。なぜなら、人間の頭の中は、そもそもグチャグチャなわけで、色々なことが浮かんでは消えするし、一つのことを考えながらも同時並行的に別のことを考えたりしていて、整理されたものとはとてもじゃないけど呼べないわけです。特に、深く物事を考えているときほど、そうなるでしょう。
ですから、おそらくは構造のないミニマインドマップを描くことになるはずです。
構造のないミニマインドマップを自由に、それこそ頭に浮かぶことを頭に浮かんだように描いているうちに、だんだん頭の中が整理されてくるでしょう。というのは、マインドマップというのは、頭の中で起きていることを見える化するようなものだからです。特に、ある程度描いた時点で、俯瞰して全体の関係を見渡すといい。気づいていなかった繋がりが見出せて、それが思考の大きな転換に繋がることがあるはずです。
この辺りまできたら、自分の考えを構造的に再構築してみようと思うでしょう。この段階で、カラフルな構造のあるマインドマップを作り直せばよい。

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さて、二つのマインドマップの活用法についてはご理解いただけましたでしょうか。
それでは、ここからが読書におけるマインドマップなのですが、私の考えでは、大人が自分の目的のために読書をする際には、マインドマップは<NOTE MAKE> と<NOTE TAKE>の中間が良いと思います。

本の内容をマインドマップにきっちりまとめようとすると時間がかかります。マニュアルの内容をきっちりまるごと理解しようなどの場合には、まとめ型の<NOTE TAKE>で良いのですが、多くの場合、大人の読書というのは、「きっちりまるごと理解しよう」というような性質の作業ではないのではないでしょうか。

本を読みながら、「なるほど、そうか!」と膝を打つようなことがあり、その結果として、自分の考え、理解がまとまっていく。大人の読書というのは、こんな感じではないかと思うのです。

その読書プロセスにおいては、頭の中で、「著者はなんでこういったことを述べているんだろう?」とか、「今の私のこの問題は、こういう方法で解決すべきと思うが、〇〇の部分だけはどうして良いか分からない。どこかに書かれていないだろうか。」のような思考が起きている。この時には、「本をまとめる」という作業はあまり意味がない。

それよりも、自分の頭の中の疑問に対して、ヒントとなりそうなひっかかる部分を少しだけメモしながら読み進める。これは人の話を聞きながらメモを取るようなタイプの<NOTE TAKE>です。そして、ある程度読んだら、「要するにこういうことが書いてあったよね」と頭の中を吐き出すような<NOTE MAKE>的なかき方でマインドマップにメモを追加する。いずれもミニマインドマップが良いです。
こんな風にしてある程度読み進め、マインドマップのメモができてきたら、メモを俯瞰して眺めたら良いでしょう。すると、意外なところが繋がっていることに気づいて、頭の中で理解が深まってくるわけです。

たいていの読書はこれで終了で良いでしょう。

ただ、読書もアウトプットがあってこそ本当に生きる。
なので、何冊か同じテーマの本などを読んだら、どこかの時点で、読書を経て出来上がった自分の考えをマインドマップに描いてみると良いでしょう。
この時は本当に<NOTE MAKE>のマインドマップです。そのマインドマップを作成する際には、読書の時に作成したメモ的なマインドマップが生きるはず。かつて描いたミニマインドマップにさらなる書き込みをするかもしれません。そうしながら、だんだん頭の中が整理され、自分の考えがまとまってくる。途中で別途、ミニマインドマップを描いてもよい。自分の考えがはっきりし、思考の柱が見出せたら、カラフルなマインドマップを作ってみましょう。

さて、今日はここまでです。
何か質問があったら、気軽にブログ、FACEBOOKなどにご投稿ください。
FACEBOOKのほうが、良くみてますよ。

2012年9月20日木曜日

自分で作った会社の創立記念日を忘れた理由

9月1日はうちの会社、株式会社ヒューマン・リスペクトの創立記念日だ。今日は9月20日だから、ついこの前、創業8年となりました。しかし、なんたることか、9月1日のその日、私はこの大事な日をすっかり忘れておりました。思い出したのは9月5日。四日間も、頭にふっとさえ思い浮かばなかった。こんな大事な日を忘れるなんて、これってどういうことなんだろうと思って、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

創業して以来、9月1日は私にとって、毎年、自分の実績を振り返る日となりました。
毎年、「あ~、今年はここまで来れた。よかった、よかった。でも、まだあそこまでは行けていない」のように、創業以来の出来事を振り返って、できたことを確認し、今後のことを思い、自分なりに納得。うちの会社なんて、パート1名と私だけの個人事業に毛が生えたようなものですよ。それでも、自分で作った会社って可愛いんだよね~。だって、会社って、何もできないゼロのところから、どうにか売上を上げて、信頼獲得して、少しずつ、いろんな仕事ができるように発展していくわけです。これは非常に感慨深いこと。だから、会社を持つ人間にとって、創立記念日は自分の誕生日以上に大切な日なんだよね~。

さて、そんなに可愛い自分の会社の記念日であるにもかかわらず、今年は創立記念日を忘れていたわけだ。いったいなぜ ??? 自分でも、これには驚いたよ!
この事実をネガティブに捉えれば、「仕事に熱が入っていないよね~」ってことになりそうなんだけど、ちょっと考え方を変えて、今回はポジティブに捉えてみたい。

たぶん、私にとって今という時期は、人生の方向を転換すべき時期なのだろうと私は思う。だから、過去の延長の記念日である創立記念日には意識が向いていなかったのだ(こういうとちょっとカッコいいよね~)。
では、どういう風に自分の人生の方向を転換しようと考えているんでしょうか・・・。

改めて、こうして独立8年という事実を振り返ってみると、まず、独立して本当に良かったと思える。本当に楽しくて素晴らしい8年間だった。しかし、最近、このままじゃいけないな~と感じている。今までの延長線で続けていると、きっとダメだろうな~と。なぜ、そう思うかというのは、良くわからない。まあ、勘みたいなものなんだけど、この勘が一番大事。そこで、今年に入って、私は以下のことに気をつけるようにしている。

(1)お金に縛られないように気をつける。
この8年を振り返ってみて、今日、本当にびっくりした。自由になりたくて独立したはずなのに、数年前までの私は本当にお金に縛られていたと思う。稼ぎ手は私だけなのに、スタッフを2名雇い、27万円も家賃を払っていたのだからムリもない。なんであんなに高コスト体質の会社をやっていたんだろうと、今は不思議に思う。売上を上げるのに必死で、苦しくて、「もう自分の会社やめたい・・」なんて友達に愚痴ったこともあった。まあ、創業数年間は大きな目でモノを見れないから仕方ないとも言えるんだけど・・・。でも、8年経つと、だんだん分かってくる。ちゃんと自分のすべきことをしていれば、お金は流れるように流れるし、長い月日の中では浮き沈みも当然ある。苦しければ会社をサイズダウンすればいいだけだ。だから、今の売上のことは、あまり気にしなくていい。お金は入るときには入るし、講師・コンサル業なんていう商売、不動産も設備もいらないんだから、お金が入ってこないとしても死にはしないのだ。売上を上げることなんかよりも、もっと他にすべきことがある。そのために独立したのだから。
やっと、そんな風に考えられるようになってきたし、そう考えていないとダメなんだと思うようになった。これって当たり前のことなのだが、結構難しい。経営者だったら、「売らなくては」と考えるのは普通だから。でも、何のために? を考えると、少し思考の転換が図れるんじゃないだろうか。

(2)頑張りすぎるのはやめる
うちの会社は、全世界から人に来てもらえる会社にしたいと思い、交通の便の良い千代田区紀尾井町に事務所を構えた。紀尾井町は私の出身校、上智大学のある場所でもあり、都心でありながら、派手さのない静かで落ち着いた雰囲気がとても気に入っている。そして、うちの会社の主催するセミナーには、実際に全世界から参加者が来てくださる。羽田からも、東京駅からも至近だし、東京の真ん中なのに緑が多くて静かな環境。どうせやるならナンバーワンになろう! 日本最高レベルの面白さで、最高レベルのサービスを提供しよう! その思いで紀尾井町に事務所を構えた。場所だけじゃなくて、内容についてもそれだけの自信を持って世界に情報発信したいし、恥ずかしくないものを提供していきたいと思っている。おかげで、まったくのゼロから始まった私の会社は、徐々に信頼を獲得し、今では有名企業からも直接ご発注をいただくに至っている。ビジネスに対する私のこの態度は間違っていなかったと思っている。しかし、ちょっとがんばりすぎていたところもある。正直、精一杯見栄を張って頑張ってきたよ。私とパート一人の本当に小さい会社なのに・・・。

また一方で、私が私でなくなるようなことは絶対にすまいと思ってきた。これは大事なことなんだけど、「絶対」とかって言っちゃうところは、かなり力が入っていたと思う。たとえば、私が今までの仕事の中で一番嫌だなと思ったことは、かつて一緒に仕事をしていたゼネコン出身のパートナーがクライエント企業の工場建設の相談に乗っていた際、クライエントにゼネコンを紹介し、工事代金の何パーセントかをゼネコンから紹介料としてもらおうとしたときだ。これはおかしい。だって、クライエントのために仕事をするのがコンサルなのに、クライエントに業者を紹介して、業者から紹介料をもらったら、おかしいよ。役人ではないから賄賂という概念ではないかもしれないけど、お金をもらったら業者に都合の良いような動き方をしなくてはならなくなる。その時点でその仕事はクライエントのためではなくなる。こういうのは嫌。お金のためにそんな仕事をするのは嫌だ。でも、その時はパートナーも稼がなきゃ、っていう思いで必死だったのだろう。そんなわけで、当時は主義主張のために大喧嘩していたわけだ。今でも私は嫌だと思っている。そんな仕事は今後もうちの会社ではしたくないし、関わりたくもないけど、パートナーとぶつかり合うだけでなく、もう少し別の対応方法が今ならできるように思う。

さて、話がどんどん広がっちゃっているが、とにかく一流のサービスを正々堂々と提供する会社になりたいと思って頑張ってきたわけだ。でも、ちょっと無理していたかな~と最近思う。こだわりすぎていたかも・・・。私は私。飾る必要なんかない。それを理解してもらえるクライアントとつきあえばいいし、自分は、おそらく多くの人に理解してもらえるだけのものを持っている。な~んて、思い込みだけの自信かもしれないけどね。だから、一所懸命に主張しなくても大丈夫なんだ。自分なりにやっていれば、ちゃんと分かってもらえるし、会社もすごく儲からなくてもちゃんとやっていける。だから、もう少し肩の力を抜こう。これが8年で分かったこと。

今、私は、週末は毎週、セミナー講師をしている。やっている最中はハイになっているからメチャクチャ楽しい。精神的には、色々な出会いや体験からどんどん吸収し成長していく。でも、月曜日になると、その反動のように身体がぐったりする。そりゃそうだ、講師をしている時はいつだってパワー全開にしているんだから、身体に出て当たり前だ。しかし、以前は、疲れていても休みも取らず頑張っていた。単に若かったのかな~。今はもう頑張らない。頑張ってもしょうがないと思っている。とにかく休む。身体も精神も白紙にする。きっとそこから新しい何かが生まれると思っている。日々の「業務」に流されていると、新しいものも生まれてこないからね。もっと肩の力を抜こう。

(3)出会った人を大事にする
独立以来、おそらく5000人以上の人達にあってきたのではないかと思う。うちのセミナーを受けてくれた人、私の講演を聞いてくれた人。仕事のパートナーや同業の仲間。講師経験もコンサル経験も全然ないのに独立して、順調にやってこれた私は、本当に周りの人に恵まれていたのだと思う。だから、一度出会った人はずっと大切にしたい。セミナーに来てもらったら、それ一度きりではなく、できるならまた会いたい。だから、みんなにまた会う方法を考えて続けていく。FACEBOOKでもどんどん情報発信するし、ブログも書いていこうと思う。誰かが見てくれて思い出してくれたら、本当に嬉しいもん。

(4)自分の殻を打ち破る!
どうすれば自分の殻を打ち破れるのか、正直言って全然分からない。でも、いつも殻を破らなきゃ、って思っている。歌手時代に井上七瀬さんというピアニストに大変お世話になった。数年前に他界してしまわれたが、私が出演していた立川のリザーブというお店の専属ピアニストをしていらっしゃった方だ。私の憧れの松宮一葉さんというカンツォーネ歌手を、陰でずっと支えてこられた方でもある。日曜の昼間にお店に行って、よく無料で歌を教えてもらった。タダであんなに真剣に教えてくれたなんて、今思うと私は本当に運が良かった。七さんにはいつも怒られてばかりいた。
「美樹ちゃん、なんでもっと自分を出さないの!」
「戦争に行くつもりで歌いなさい!」
「〇〇ちゃん、見てご覧よ、あんなに自分をだしているじゃない。美樹ちゃんはまだ出ていないよ!」

あの時から、今もまだ、ずっと思っている。
「なんで、私にはできないんだろうな~。」
苦しくて、苦しくて、自分って何なんだ、どうすればいいんだ、って、ずっともがいてきた。
私の中で、今でも何かがずっとくすぶっているように思う。
まだ、出し切れていない自分。戦いきれていない自分。
その自分を出すために、自分の殻を破らなくては。
そろそろ破れてきそうかな~~、なんて思いながら、また今、真剣にそれに取り組んでいく気持ちになっている。


以上、長々と8年間のことを綴ってみました。
では、またね~~。

2012年9月17日月曜日

人を巻き込むイメージ力

私は映画でもテレビでも、ちょっと泣けるシーンを見ていると、もうやばい。
あっという間に、涙ポロポロ、鼻水ズルズル、ぐしょぐしょのティッシュがあっという間に山積みになってしまう。卒園式、卒業式、送別会なんかも、絶対にやばい。とりわけ音楽には心揺すぶられてしまう。何も始まっていないというのに、開会前のブラスバンドの演奏だけで、パブロフの犬のように涙が出てきてしまい、もうまともな感情ではいられない。まだ、開会式さえ始まっていないというのに、すでにポロポロ、ぐしゅぐしゅ状態。家族はそんな私の習性をいつも呆れ顔で見ているのだが、自然に身体が反応してしまうので仕方ない。お願いだから、その音楽をやめて~っていう感じなのだ。

こんな風に、感情がすぐに湧いてくる習性を持っていると、日常においてはただの困った人なのだけど、別の場面では結構役に立つこともある。
たとえば、私の場合、歌手をしていた時には、この習性を上手く活用して瞬間的に歌の世界に入り込んでいた。イントロが1小節流れるだけで、体ごと別世界にワープできる。たとえば、「ふるさとの山」というタイトルの歌のイントロが流れると、3秒後には、私は、心地よい夏山の緑の中でまさしく今、空を見上げている。そこはふるさとだから、胸がちょっとキュンとして懐かしさがこみ上げてくる。これは頭の中で起きているだけの想像上のことなんだけど、身体は現実で味わっているのと同じように反応する。現実には私には山のふるさとなんてないのだが、「自分のふるさとは山だ」っていう状態になりきっている。腕の内側の肌がひんやりした山の空気に反応してザワザワッとしてきたり、目の前には広い高原が広がっているから視線は自然と少し遠くを見つめるような目になっていたり、というふうに、生理的な身体の反応が実際に起きてくる。
歌手や俳優は、こういった人間のイメージ力を活用して架空のイメージの世界に入り込み、そこで架空のリアリティを感じ、そのリアリティを表現することで見ている人の心を動かすという仕事をしているのだ。おそらく、私が普段、涙もろいのは、歌手の仕事をしていたのが大きな原因だろう。イメージの世界に入り込み、感情表現する訓練を長年しているうちに、ちょっとしたきっかけでイメージと感情が引き出されやすい体質になったのだろう。歌手だったから、音楽に感情が紐づいていることが多くて、ちょっと音楽が流れると、それが引き金になってしまうのだ。

これは言い換えると、イメージ力というのは訓練によって鍛えることができるということでもある。私の場合には、気が緩んでいるときは、自分のイメージ力に翻弄されてしまって、すぐに涙ポロポロの情けない人になっているわけだが、意識的にコントロールをすれば、イメージ力を自分の味方につけることができる。

イメージ力を味方につけると何がいいのか。
自分の作ったリアリティに入り込みやすくなるってことだから、まず、演じることが上手くなる。
「演じることなんて普段ないですよ」と思うかもしれないが、人は毎日、自分の役割を演じているよね。社長は社長の役を演じているし、課長は課長の役を演じている。お父さんはお父さんの役を、恋人は恋人の役を演じている。だって、「~らしく」っていう言葉を使うとき、自分の中に理想のイメージがあって、それを演じようとしているってことだと思いませんか?
とりわけプレゼンなどの人前で話すことに関しては、演じることが上手くなると圧倒的に上達するはずだ。私は講師業をしているけれど、やはり自分が好きだな~と思う理想の話し方、表現の仕方を演じていると思う。図々しくても、いかに自分の作り出した架空のリアリティの世界に没入するかだ。そのリアリティが強ければ強いほど、人を巻き込む力になり、魅力のあるプレゼンターになるだろう。よく「知らないうちに〇〇さんの話に引き込まれました」というのは、話し手の作り出した架空のリアリティの世界に巻き込まれたということなのだ。どうだろう。こう考えると、イメージ力を磨くことは決して侮れない。

イメージ力を自分の味方につけたいと思ったら、まず、イメージが自分に与えている影響について、良く理解しておく必要がある。
私たちは日々、知らないうちに色々なイメージの影響を受けて生きている。
たとえば、日々暮らしている街や通勤路。毎日そこにいるだけで、そこを通るだけで、自分が意識をしないでいると、知らないうちに影響を受けてしまう。
日当りも風通しも良い気持ちのいい場所だったら、自然と良い影響を受けとっているので問題ないが、暗い雰囲気の場所だったらどうだろう。知らないうちに影響を受けて、自分の心まで暗くなってしまうのではないか。意識して気をつけていなくては、簡単にやられてしまう。
他にも私たちの心に影響を与えてくるものは、生活の中に溢れている。テレビ番組なんて無意識で見ていたらダメだ。テレビを無意識で見ていたら、自分の考えは、本当の自分の考えなのか、それともテレビの描き出したイメージが自分に影響を与えた結果の考えなのか、気づかないうちにまったく分からなくなってしまうだろう。
まず、こういったことを理解して、自分が接するべきイメージを意識して選ぶ必要がある。もし、お子さんのいる人だったら、子どもが接する可能性のあるイメージをしっかりチェックして、ある程度コントロールする必要があると思う。なぜなら、子どもは心の枠組み?ガードみたいなものが出来上がっていない分、大人以上にイメージの影響を受けやすいからだ。大人ならはじき返すことができるイメージでも、子どもははじき返せない。まともにその影響を受けてしまう。私は、子どもにオカルト映画を見せたり、暴力シーンなどを見せるのは反対だ。どれほど強くて悪い影響があるか分からない。

自分が接するイメージを選ぶということは、付き合う人、出入りする場所、通る道、身につけるものなど、生活そのものを一つ一つ選択するということだ。とりわけ付き合う人を選ぶ時には、気をつける必要がある。社会的に評価されている人であっても、実は、近づいてはいけない人であることもある。だから、社会の評価ではなく自分の評価で判断する。私はそういう善し悪しを判断する感覚というのは、人間は自然に身につけているように思う。自分が自分らしく生きていくために必要なものを、自然に選び取る力というのは、先天的なのか後天的なのか分からないが、誰しもある程度持っている。ただ、持っているのに使えていないことが多い。自分の直観よりも世間の評判のほうを人は信じがちだからだ。だから、自分の直観に素直に従って、嫌な感じのする人とは、たとえ社会的評価が高い偉い人であっても、付き合わないほうが本当はいい。自分の感覚を信じてあげよう。

自分が接したいと選択したものごとは、実体験として触れることができないとしても、頭の中で想像するだけでその影響をもらうことができる。良いイメージをリアルに頭の中で思い描けば、身体はそのイメージに反応し影響を受ける。私がイントロ1小節で簡単に山にワープできるのと同じことだ。イメージはリアルであればあるほど影響度が高い。そして、イメージのリアリティを高めるためにはイメージ力の訓練をすればよい。

私が知る限り、このイメージ力のトレーニング方法のうち、実績があり信頼できるものは演劇界で行われている「メソード」という手法だ。アメリカの演技指導者リー・ストラスバーグがロシアのスタニスラフスキーの理論を元に開発したもので、ジェームス・ディーンもマーロン・ブランドもマリリン・モンローも通っていたと言われるニューヨーク・アクターズスタジオで行われていた演技訓練がこの「メソード」だ。私は20代の時に、NHKアクターズスタジオに通って、メソードを教わった。どんなものかというと、五感の記憶を想像上でリアルに再現し、それに基づくリアリティある表現をするための訓練だ。コーヒーカップがそこにないにもかかわらず、コーヒーを飲む演技が上手い役者は、コーヒーを飲む時に感じるあらゆる感覚を再現するのに長けている。カップを持った時の指の感触、それを持ち上げた時の腕の筋肉への力の入り方の感触、ほのかに香るコーヒーの香り、口に持っていった時のカップの感触、口にコーヒーが流れ来んで来るときのその感触、味わい、温度。こういった五感の記憶をいかに空想上で再現できるか。それをまず訓練する。

リアリティのある表現というのは、二段階の構造になっていると私は思う。まず、自分がそのイメージにリアリティを持てないと表現の元ができないから、自分の内部で感じる感覚にリアリティを持つのが第一段階。第二段階は、自分の感じている感覚を素直に隠さず表現するということだ。この二段階を経ることで、演技は成り立つ。
人を巻き込む振る舞い、話し方、表現というのは、こういう仕組みになっている。第一段階は、自分が自分のイメージの世界に没入し、五感でリアルにそれを感じること。第二段階は、自分の感じている感覚を素直に隠さず表現すること。

イメージ力を高めることでできることは他にもたくさんあると思う。
それについては、また次回。今日はここまで。

2012年9月15日土曜日

必殺仕事人、勝手にイメージを描く

今日はマインドマップ・ネタで行きます。
お題はこれ。
 
「マインドマップには、なぜイメージが必要なのか?」
 
開発者のトニー・ブザンの考えについては、他のインストラクターもいろいろ話してくれると思うけど、私が個人的にこれに答えるとすると、ずばり!!
 
「そのほうが仕事が早くなるから」
 
「本当かよ? お絵描きしていて仕事が早くなるだと?」
というツッコミが入りそうですが、本当です。
 
私の考えでは、凡人が仕事のスピードを早めようと思ったら、イメージを使えるようにしないとダメなんです。ここでいうイメージとは、お絵描き、マーク、アイコン、ラクガキなどの総称で、決して綺麗なイラストのことではありません。 
 
エリートビジネスマンは論理的思考力が高いし、言語的能力も高いでしょう。でも、必殺仕事人を目指すのなら、さらにプラスして、イメージを描く習慣を持つといいと思う。なぜって、イメージのほうが文字よりも、認識できるスピードが早いし、ダイレクトに心の風景を表すことができるから。
 
街を歩きながら、私たちは色々なイメージ表示を目にしています。交通標識なんて、すべてイメージですよね。あんなものを言葉で表記したら危険だと思いませんか?文字を読んでいる間、視線が標識に奪われて事故を起こしますよね。イメージだから瞬間的に認識できる。
また、芸術作品はやはりイメージで表現されることが多い。芸術っていうのは上手とか下手とかいう評価軸とは関係ない。カラオケなら、「あの人、カラオケ上手いよね~」となるけど、本気で音楽やっている人に、「あの人、歌うまいよね~」って、これってどう思いますか?褒めるなら「あの人の歌っていいよね~」ですよね。上手いとか下手とかっていう尺度は関係ない。
芸術においては単にその作品に、その人の生き方が投影されているかっていうことだけが大事。で、言葉で芸術もできるけど、言葉にならないものはイメージとして表現される。芸術の話はマインドマップと非常に関係が深いと思うけど、これを考えだすととんでもない深みにはまってしまいそうなので、今日はちょっと触れる程度にしておきたい。
 
さて、ノートを取る時に、簡単なものでいいからイメージを入れることがササッとできれば、後で見て分かりやすいに決まっている。全部、言葉じゃ読みにくい。色だってそう。全部モノクロだったら、何が大事か分からない。
 
と、こんな当たり前のことなのに、多くの人はイメージをノートに使うのには抵抗感がある。子ども時代、図工とか美術の時間に、素直に自分らしい心の風景を表現したら、先生なんかに周りの子たちと比較されたコメントをもらい、「自分は絵が下手だ」と思ってしまった。これは私の体験です。でも、こういうふうに生徒に思わせてしまう美術教師はダメだと思う。本来は、単にその人の持っているもの、生まれつき持っている才能がその人なりに生かされればいいだけなんですから。

だから、マインドマップのイメージって、上手である必要なんて全然ないと私は思います。
目的に応じて、イメージを使うことができさえすれば良い。
瞬間的に分かりやすいイメージ表現が必要な場合には、色々なアイコンを自分の頭の中に用意できているといいでしょう。そうすれば、パッとノートを取ることができて、仕事のスピードは確実に上がります。
また、クリエイティブな仕事をするのなら、自分らしい心象風景の表現ができていればいい。バランスが悪かろうと、ちょっと描き損じがあろうと、関係ない。心の中で見えてきたプロセスをそのまま書き表せばそれでOK!

さて、マインドマップそのものは芸術でありうるのか?

ありうると思う。
だけど、雑誌などに掲載されている綺麗すぎるマインドマップに影響されすぎてはいけない。
私もそうなので、自戒も込めての意味なのだが、本来、「綺麗なマインドマップなんて!」くらいの気持ちを持っていて丁度いいはずだ。
自分の精神活動を通して、自分が何を今、得たかが大切なだけなのであり、マインドマップはそのプロセスを良いものにするツールでしかないのだから。

2012年6月18日月曜日

手作り動画テスト中!

音が悪いし、きちんと撮っていないので、品質イマ3なのですが、
どんどん情報発信するなら自分で撮るのが一番かと思い、
早速スタッフとともに、まず1本目のテスト動画、撮影してきました。

今回は、うちのセミナー会場までの道のり紹介ビデオ。
普段、私が飲み歩いているお店や、
忙しいとお泊りしちゃう近隣のすぐれものホテルもご紹介しています。

正直言って撮影(うちのスタッフ)も出演者(私)もヘタクソです!
でも、お願い、見てちょうだい。
そして、動画の撮り方アドバイス、皆さんお願い! 頼むね~。



2012年6月1日金曜日

不要な抵抗を起こさないための言葉選び

こんばんは~。
今日はお世話になってる研修会社さんのパーティーにいってきました!
見渡す限りの講師、講師、講師。
そもそも講師って熱い人材、くどい人材。
これだけ講師が集まると、その場が熱いこと!
そのパワーに圧倒されてきましたわ。

さて、久しぶりに言葉ブログ書きますね。
今日のテーマは、何を言っても聞く耳を持たない人の心を、どう掴むか、です。
私にもたくさん経験がありますよ。
講師業なんて、そういう受講者の抵抗にどう対処できるかで、講師の実力が決まると言っても過言ではない。
講師が何を言っても逆らってきたり、または、冷めきっていて乗ってこない。
こういう場面って、案外あります。
こちらは結構、辛いんですが~。
皆さんの職場にもいませんか?
何を言っても突っかかってくる部下とか、何を言っても首を縦に振らないひねくれ上司とか。こっちが燃えて、「やろうよ!」とか言っても冷めたままの社員とか。。。

まず、私が独断的に思うには、聞く耳を持たない人というのは、何かに対して怒りや不満を持ってる。
私も時々、聞く耳持たない頑固者になっちゃうことがあるけど、やっぱり何かに怒ってたり、不満を持ってるから聞きたくないの。
だから、きっと他の人も同じだと思う。
怒りの原因はあなたかもしれないけど、もしかしたら違うかもしれない。
単に不機嫌なんてこと、人間だから当然あるんですよ。
理屈にあわないけどね。
本人も抑えたいんだけど、うまくいかない。ただ、その人を刺激しちゃうことだけは避けたいよね。
まあ、人の機嫌なんて、もともと勝手なもんなんだから、自分は悪くないと理詰めで行ってもしょうがない。
こっちとしては「このわからんちん」と諦めてほったらかしてもいいけど、それで目的が達成できないようじゃ、プロとは言えない、素人でしょ?
何のプロかはその人それぞれですが。
ということで、ここから先は必要に応じて努力すればいい。
でも、毎回諦めてるようじゃ、人間が小さいぞ!

さて、抵抗をすり抜け相手の心に楔を打ち込む方法ですが、私の経験から、こんな手があるよという話を探してみました。
他にもあると思うので、是非教えてくださいな。
みんなで共有して、ケースバイケースで試してみるのも良いのでは…。


1.いったん受け入れて気をそらさせる

何かに固執していて、その事に関しては聞く耳持たず、とにかく「嫌です」っていう場合。

たとえばね、30人くらいの受講者を対象にセミナーを開催すると、中には、場の雰囲気についていけず、気持ちがネガティブな方に行ってしまう方もいらっしゃる。
仕方ないことなんです。
普段、頑張っている人ほど、真剣だし、繊細なんだから。
もちろん、こちらの言動も要チェック!
まずいことをこっちがしてしまっていたら、もちろん素直に謝る。
でも、そうじゃないなら、この手です。
まず、その人の固執しているものから気をそらさせてあげるんです。

個人演習中、その人が何もできず困っている様子(実は困ったを装った反発している様子かも)が見られたら。…すかさず近寄り
「あの~、どうしました~?」
「うーん、よく、わかんないんだよね~、考えたことを書けって言われても何も浮かばないし、考えられませんよ」

こういう時の最悪の対応法
「いや~、そんなに難しいことじゃないんですよ。ただ、考えたことを書くんでいいんですよ、深く考えずに…」
「浮かばないんですよね」
「人間、何も頭に浮かばないなんて事、ありえないんですが..」

正論ではありますが、正論を言えば言うほど、相手の心はそっぽ向きませんか?

で、別のアプローチでは。

「そうですか~。確かにそういうことってよくあるんですよ。(受け入れ) 分かりましたので、じゃ、その演習はまあ、しなくてもいいですので、せっかく時間ありますから、○○しませんか?(気をそらさせている。相手が必ずできそうなことを選ぶ) これならできますよね。(できないとは言わせない言い方)」

これでうまくいけば、このあとにちょっとハードなことを要求しても、相手は聞いてくれる可能性が高い。
相手のペースが変わればOK!なんですから。
ここでのポイントは相手の心を支配しているなんらかのペース、それはもしかしたら怒りみたいなものに影響されてるんだけど、を壊すこと。
こっちがして欲しいことを、今してもらう必要はないんですよ。
ペースを変えることができれば、じきにうまく行くから。

はい、今日はここまでね。もう、遅いので。では、また次回!