2005年7月27日水曜日

自分の業界をもう一度考える

先日、某業界組合の研修旅行を企画・運営しました。

伝統あるその業界・・・・。

熱血漢の商工会議所の所長は、
衰退しつつあるその業界の姿をみて
なんとかして、この産業を守らなくては!!

そこで、私たちを引っ張り出して、組合員さんたちのハートに火をつけようとしたのです。

ところが・・・・。

組合員さんたちのほとんどは、60歳を超えた方たちで、
今ひとつ、やる気がありません。

「儲からないですよ。無理ですよ」

おっしゃることは、すべて儲からない理由。。。。
ですが、あっけらかんとしていて、危機感も悲壮感もない。

聞いてるこっちも、

「は~あ。。。。」と意気消沈するほどの気軽さです。

結局、皆さん、
自分の代で終わりでもいいや、
まあ、年金も出てることだし、
息子は会社づとめしてるし、
そんなに努力しなくてもいいや、

って、かんじなんですね。

まあ、それならそれでもいいんですが。。。。


ですが、
はたから見ると、その業界、ちゃ~んとおいしいところのある業界なのです。

これからの少子高齢化社会にマッチしているし、
健康ブームにも乗っているし、
日本の伝統文化を守るという時流にも乗っているし・・・・・。

いいことづくめです!!

ですが、そんなこと、ご本人には、ちっとも見えないんですね。

もったいないというか、
なんというか。。。。。


こういう業界は、今がチャンスかもしれないですよ!

み~んな、暢気で、やる気がなくて、
でも、実はチャンスに溢れている。

そこに、やる気のある人が現れたら、もう、一人勝ちに決まってます。


さあ、誰が一人勝ちするのかな~。。。。。

当社クライアントが必ず勝つでしょう。

2 件のコメント:

  1. 趣味でチンドン屋やってますが、最近、引く手あまたです。
    地域のお祭りや駅前商店街の再興などのイベントの盛り上げ役。
    ビジネスとしても成立ちそうなニーズがあります。
    これなんか、ず~と以前に衰退した業種なんでしょうが。

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  2. mizu-sinさん
    >趣味でチンドン屋やってますが、最近、引く手あまたです。
    チンドン屋が趣味のコンサルタントって、ホント珍しいというか、なんというか。。。
    頭下がります。
    もとシャンソン歌手の私でも顔負けです。
    しかもビジネスとしてのニーズがあるだなんて。。。

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