小さな一輪挿しに、
大好きなうすむらさき色のトルコ桔梗が飾られていた。
ホテルの朝食時のできごとです。
トルコ桔梗のはかなげな美しさも大好きだけど、
一緒に活けられていた小さな葉っぱのついた植物のほうに、
実は、目が釘付け・・・。
なんともいえない可憐な葉っぱ。。。
だから、その一輪挿しはね、
主役のトルコ桔梗じゃなくて、
脇役の名もないその植物で、もっていたんですよ。
こういうことって、ほかにもありますよね。
主役じゃなくて、脇役が心を捉える。
主役に何を持ってくるかは、メインテーマ。
脇役に何を持ってくるかは細部にこだわるということ。
メインテーマがいいのは、あたりまえ。
細部にこだわってこそ、素適だと思わせることができる。
人の心を動かすことができるのではないでしょうか。
気を使う部分というのは、小さければ小さいほど、素適なんですね。
私自身は、とっても大雑把な人間なんですけど。。。。。
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