2006年5月22日月曜日

脱力系もいいかな。。。

渡邉美樹さんがテレビに出てるよっていう携帯メールを受取り、
12チャンネル見たら、村上龍さんと渡邉さんがでてるじゃない。

嬉しいな~。
二人ともとっても素適な現代のリーダーだよね。

村上さんが渡邉さんに
「悩みはなんですか?」とインタビューしたところ
きっぱりと
「悩みはありません」
と、お答えになった。

お~~~!!!

そう、きたか。。。。という感じです。

渡邉さんも村上さんも、私の心の憧れの人物です。
昔、村上さんにお会いしたとき、
絶対に私は作家になると思ってましたよ、マジです。。。
しかし、気が多い性格のため、方向転換しましたが・・・。

それにしても
渡邉さんのここのところの露出率はものすごいですね。
彼はフリーター、ニートへのメッセージを送り続けているし、
「教育」というものにに真剣に取り組んでいる。
だから、注目度も高いのでしょう。
かくいう私も拙著の取材をさせていただいて以来、思いっきりファンになっています。

ある意味、現代は
「教育」が本当に注目を浴びる時代なのかもしれないと思います。
なぜかといえば、国力が落ちているからですよ。
成長期以前の日本とちがって、成熟期の日本では、
また違った「教育」というものが必要なのでは、と思います。
だけど、「なんかうまくいってないんだな~~」という結果が出ている。
じゃ、何を考えればいいのかな。
で、今、教育はすごく多面的に見直されるべきテーマになっているのだと思います。

教育を意味するeducationの語源であるeducareという言葉は、
「引き出す」という意味だそうです。
ということは、本当の教育とは、その人の本来の能力を上手に引き出す方法なんですね。
つまり、今の教育の多くは引き出し方が下手ということなのかな。。。。

私は実は
「ニートもフリーターもいいじゃん」
と思っていて、著書の
「ビジネスリーダーの夢と挑戦」のあとがきにも、そのことを書いています。

渡邉さんは
「ニートは憲法違反だ」と言っていましたが、
それについては、私は違う意見を持っています。

働く理由がなければ、働こうという気持ちは湧かない。
人間も動物ですから、本能に従えば、そうなるに決まってるんですよ。
そこで、無理矢理、働きなさいと忠告したところで、
やる気はでない。
こうあるべきだ、と生き方を押し付けても、しょうがない。

現代という時代を反映した若者が多いだけ。
20年前だって、同じだったと思う。
時代を反映した人たちが溢れていたはず。

本当はもっと人間の生きる本当の意味を考えることが必要なんだと思う。
それができていないのが、教育の問題なんだよね。

みんなが肩肘張って生きている時代は終わった。
一所懸命にならなくても、ラクに生きていける時代なんだ。
それが好きだとは思わないけど、脱力系でもいいんじゃないか。
「どんなふうに生きるか」よりも、「なんで生きてるんだ」を考えたくなる
時代に突入したってことではないかと思う。

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